「SEOを通じて、集客力を上げたい」。そう考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、SEO対策をするうえで問題になってくるのが「SEOをどのように勉強すればいいのか」と「どのようなツールを使って勉強すればいいのか」ということです。
実際SEO対策は闇雲に取り組んでも結果は出にくく、ある程度対策の仕方やツールの使い方は理解しておく必要があります。本記事ではそんな「SEO対策の勉強法・SEOツールの使い方を知りたい」という悩みを解決するために、SEOをマスターするための方法をご紹介してきます。
SEOの勉強で把握するべき項目
検索エンジンの仕組み
検索エンジンはユーザーが最も知りたい情報を効率的に提示するために使われています。検索エンジンの役割は無数にあるサイトの中から、ユーザーが求めているであろうコンテンツを選び出し、検索結果で表示することです。
この検索エンジンを使うことでGoogleやYahoo!はユーザーとの信頼関係を築いています。そのため、信頼されるような高品質な記事は上位表示され、信頼性が低そうな質の低い記事は上位に表示されないようになっています。
検索エンジンの具体的な仕組みは以下の通りです。
- 検索エンジンのクローラーという機能がWEB上に存在するファイルを収集
- 収集されたデータは、インデクサというプログラムによってデータを変換
- 処理されたデータを検索データベース(インデックス)に格納
- ユーザーが何かを検索すると、形態素解析により検索語（キーワード）を分解し、内容を把握
- ランキングアルゴリズムに基きインデックスされている、WEBページの中からどれを上位表示させるのかをスコアリング
- その後、点数の高い順にランキングを付け、検索結果に表示
もしかすると、ここまで聞いて「私は記事を投稿するだけだし、ここまで技術的なことは勉強する必要ない」と思った人がいるかもしれません。しかし、SEO対策において検索エンジンのシステムを理解することは、SEOの根本を理解することになります。
この検索エンジンの技術的な部分を理解しておくと、なぜ自分の記事が上位表示されないのかを考える判断材料になります。
Googleの検索順位の仕組みについては下記の記事でより詳しく解説しています。
Google検索エンジンの仕組みとサイトを上位表示させるポイントとは
キーワードの選定方法
SEO対策をする際にまず大切なのが上位表示を狙うキーワードを決めることです。次に、そのキーワードで検索するユーザーにはどのような意図があるのかを考える必要があります。
このキーワードからユーザーの求めている内容を予測することは、検索エンジンに大きく影響を与えます。理由は自分の書いた記事と検索エンジンに解釈された「検索者の意図」がWEBサイトのテーマと合致していなければ上位表示は困難になる可能性があるからです。
内部施策
内部施策とはホームページに手を加える施策のことで、自分で修正・改善することが可能です。
具体的な内部施策のやり方は以下の通りです。
- キーワード選定
- hタグを適切に使用
- ページタイトルにキーワードを使用（他のページと重複させない）
- ディスクリプションタグにページ概要を入れる（他のページと重複させない）
内部施策がSEO対策に有効な理由は検索エンジンに見つけてもらいやすくなることです。検索エンジンではクローラーと言われるシステムがネット上のサイトのコンテンツを日々収集しています。
そのクローラーに発見してもらうことがSEOで上位表示される第一歩につながります。そして、内部施策を行って自分のサイト内を整理しておくと、クローラーに見つかりやすくなり上位表示される確率が上がります。
さらに、内部施策を行っておくと記事自体も見やすくなるのでぜひ行いましょう。
外部施策
外部施策は自分でコントロールしづらい施策になります。運営するホームページの評判や、外からの評価が外部施策となります。
つまり、まとめサイトなどの他サイトから自分のサイトへの被リンク（自分のサイトに飛ぶためのリンク）を集める施策のことです。
具体的なやり方は以下の通りです。
- 別のサイトを自分で作る
- 価値の高いコンテンツを作る
外部施策をした方がいい理由はコンテンツが見やすくなるからです。Google検索エンジンはユーザーを満足させることが常に考えられているので、評価の高い記事が基本的に上位表示されます。そのため、外部施策で読みやすい記事を作るようにしましょう。
SEOを勉強する2つの方法
本で勉強する
本でSEOを学習するとSEOの基礎知識を一気に学ぶことができます。ネットでは自分の欲しい情報しか手に入らないため、初心者の方は本も1、2冊読んでおくことをおすすめします。
しかし、本で勉強する際に注意しておくべきことはインプットだけで満足しないことです。本からインプットした情報はアウトプットをして初めて力になります。そのため、本で勉強する際は、本に書いている内容を実践するようにしましょう。
【具体的なアウトプットの仕方】
学んだ内容をSNSで発信する
本に書いていた内容を自分のサイト内で試す。
サイトを運営する
百聞は一見に如かず。自分でサイトの運営をすると色々なSEOの知識が身に付きます。実際、SEOは頭でわかっていてもうまくいかないことが多いです。そのため、まずは実践して色々なことを試すことが重要になります。
しかし、先ほども話したようにインプットも重要です。一番おすすめの方法はSEOに関する本を読みながら自分のサイトを運営することです。
動画で学習する
近年、動画学習プラットフォームが著しく成長しており動画学習でSEOについて勉強するのも一つの方法ですね。
ネットコラムや教本だけでは理解できなかったことをより深く理解することができるのでおすすめです。
動画学習のポイントについては下記の記事で解説しています。
まとめ
SEOを勉強するのに必要なのはなにより、「やってみること」です。
実際に、自分のサイトを立ち上げてサイト内で試行錯誤を繰り返し、ユーザーのサイト内での動きや、データ推移をしっかり追っていくことで何が正解で何が間違っているのかもっとも効率良く勉強できると思います。
弊社サイトではSEOについてより詳しく解説している記事をたくさん発信しています。
SEOについてもっと理解を深めたい方はぜひ一度読んでみてください。
