SEO

SEOコンサルティングとは?その内容と外注のポイントを解説

The following two tabs change content below.
永井 雄一

永井 雄一

前職は株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして国内大手企業様のwebマーケティング戦略の支援に携わっておりました。2016年に現在の株式会社S-fleageを起業し、国内大手企業様を中心にマーケティングのデジタルシフトの支援を行っています。京都大学大学院では経営学(MBA)を専攻し、その中でもマーケティングが専門です。現在日本マーケティング学会会員。ロジカル思考とクリエイティブ思考のバランスを持ちながらマーケティングの力によって世の中に企業様の商品価値を伝える支援をしております。

自社サイトのアクセス数が伸びないなど悩みを抱えているWeb担当者もいるんではないでしょうか。

そんなときに便利なサービスがSEOコンサルティングサービスです。

しかし、SEOコンサルティングサービスは業者によってサービスの質に大きな差があり、利用するには良い業者を見極める必要があります。

そこでここでは、SEOコンサルティングとは何か、外注するときはどのように選べばよいか解説します。

SEOコンサルティングとは?

SEOコンサルティングとは、SEOによってサイトへの流入を増やし、売上やお問い合わせ数といった成果達成の手助けをするサービスです。

どうすれば上位表示が狙えるのか?上位表示のためには何をすればよいか?・・・
「SEOコンサルタント」と呼ばれるSEOの専門家が、現状の課題を洗い出し、弱点を克服して上位表示を実現する施策を提示します。

基本的に施策を提示するところまでがサービスの範囲で、実際に施策を実行するのは依頼した会社側ですが、最近では施策実行まで請け負ってくれるSEOコンサルティング会社も増えています。

SEOコンサルタントはどんなことをするのか?

SEOコンサルティングはSEO対策に関する相談に乗ってくれるサービスですが、具体的にはどんな業務を行っているのでしょうか。具体的な業務内容を見ていきましょう。

SEO戦略を考え提案

企業によって、アクセス数を増やしたい、サービスの認知度を上げて来店につなげたいなど、Webマーケティングを実施する目標が異なるのは当然です。

それに、サービスの認知度や企業の規模によってKPIも変わってくるでしょう。SEO戦略を立てるには、目標・KPIに応じたものを設定する必要があります。

そこでSEOコンサルティングではまず企業ごとの目標・KPIをヒアリングし、それに合わせたSEO戦略を提案をします。

 

実装できる施策を提案

SEO施策と言ってもHTMLを見直す内部対策や、コンテンツを充実させるコンテンツ施策など様々な施策があります。

基本的にはセッションやユニークユーザーといった指標を軸に改善提案を行いますが、最近では、流入だけでなくCVRの改善などUI・UXに関わる部分も提案に含まれます。

企業によって抱えている課題は異なるので、SEOコンサルティングでは、施策対象となるWebサイトの仕様や、担当者の状況を理解したうえで、クライアントの希望に応じた施策を提案するだけでなく、実装まで行います。

Webマーケティング施策を提案

SEOコンサルティングはSEOに限らず、Webマーケティング全体のアドバイザーとして運営しているサービスが多いです。

Webマーケティングの施策には、SEO以外にもさまざまなものが存在します。

そのため、PPC広告やアフィリエイトなど広告の仕組みも最低限頭に入っていることが前提です。

例えばクライアントから、「SEOと◯◯◯、どちらを優先的にするべきか?」といった相談を受けた場合、SEOコンサルタントは、SEOとそれ以外のプロモーション手段との違いを理解しながら、クライアントにあったWebマーケティングの手法を提案します。

PDCAを回しながら施策を行う

PDCAとは、
Plan…計画
Do…実行
Check…評価
Act…改善

の頭文字を取った言葉で、業務改善に用いられる考え方です。

ただSEO戦略を練って実行に移すだけでは、SEO施策を実行したところでどれだけの効果が得られたかわからないでしょう。

そこでSEOコンサルティングでは、戦略を練って実行に移すだけでなく、その後も施策による効果を測定したうえでさらに課題を洗い出し、よりマーケティングの効果を得られるように改善していきます。

PDCAに基づいたサービス例

SEO戦略におけるPDCAのイメージがつかない方もいるかもしれません。それぞれの段階で具体的にはどのように施策を実施していくのでしょうか。

そこで、SEO施策では段階ごとにどのように業務を進めていくのか見ていきましょう。まずPlanの段階では、課題の洗い出しを行い、どれくらいのコンバージョンを目標とするか、どんな層を狙ってキーワードを設定し、コンテンツを充実させていくかなどを決めていきます。

Planが終われば次はDo(実行)です。前の段階で立てた戦略を実施し、Webサイトのコンテンツを充実させたり、WebサイトのHTMLを最適化する内部施策を実施したりします。

Doが終われば、効果測定を実施し、Checkの段階に入ります。この段階では、アクセス解析ツールを用いて、どんなキーワードを検索した人が自社サイトに流入してきているか、どれくらいのコンバージョンが得られているのかなどを確認します。

この作業によって、実際に自社サイトを見ている人はどんな層なのかなど、改善のためのヒントが見えてきます。

そしてCheckでわかったさらなる課題を洗い出し、改善(Act)をしてまた、Planに戻ります。Webサイト運用はこのPDCAサイクルを繰り返して行われます。

SEOコンサルティングの料金相場

SEOコンサルティングの料金相場は、月額固定制で月10〜50万円です。大規模サイトの場合は、100万円を超えることもあります。
サイト企画〜コンテンツ作成までの全てを見てくれて、サイトとコンテンツの調査・分析・企画・作成・指示・指導などが含まれた料金です。

また、「SEOサイト設計コンサルティング」というサービスもあり、主にSEO効果を狙ったサイトの立ち上げをスムーズに行いたい場合に利用できます。
料金相場は一括支払い型で10万円〜100万円です。サイトの調査・分析・企画などが含まれた料金です。

一般的なSEOコンサルティング会社は、クライアントの予算やサイトの状況に応じて、柔軟に対応してくれます。今のSEOについて不安や悩みがある場合は一度相談してみるのがいいでしょう。

気をつけるべきSEOコンサルティング会社の見極め方

SEOコンサルティング会社はすべてが優良企業とは限りません。

中にはSEOに関する知識が十分ではないのに、サービスを運用してお金を得ている悪質な会社も多く存在します。

場合によってはSEO施策の効果が出ないどころか、アクセス数が下がるような提案をされてしまうこともあります。

そこで、悪質な会社を利用しないために気をつけたいポイントを見ていきましょう。

故意に被リンクを増やす提案

SEO会社の中には、「当社Webサイトにリンクを掲載します」という提案をしてくる場合があります。

しかし、Googleではクローラーと言って検索エンジンを巡回して評価する機能が存在しており、無関係な被リンクはすぐに見つかってしまいます。

被リンクが多いこと自体は良いことですが、無関係な被リンクは悪質と判断され、表示順位を下げられてしまうなどペナルティの対象となります。

被リンクを提案してくるということは、SEO対策を理解していない人を対象にお金を取る悪質な商売をやっている会社か、SEOに関する知識がない会社かのどちらかなので、このような提案をする会社は避けましょう。

コンテンツの量しか重要視していない

コンテンツSEOにおいて、Googleから評価されるようになるには、100コンテンツを用意すべきとよく言われます。

しかし、これにおいてはただコンテンツを多く用意すれば良いというものではありません。Googleはコンテンツの質も重視しており、良質なコンテンツを充実させれば上位表示に繋がりますが、そうでなければ無意味です。

コンテンツSEOだと、1文字○円と文字数に応じて料金が変動するのが一般的。そこで、「30記事を○○円でご提案します」というSEO会社の場合、コンテンツの文字数に関係なく料金が決まっており、質より量を重視する会社である可能性が高いです。

会社を選ぶ際には、過去に執筆したコンテンツを確認し、質まで重視しているかどうか、十分にチェックしたうえで依頼しましょう。

何をしているのか共有されない

SEO対策の効果がどれくらい出ているかをクライアントに伝えるため、普通なら月に1回ペースで定例会があることが多いです。

しかし、会社によってはその報告がなく、どれだけの成果が出せているのかわからないことがあります。

そのため、定例会など成果の報告の場を設けているかどうかは必ず確認しましょう。

また、すでに依頼をしているなら、業者に対して、成果を達成するために具体的にどういったことをしているのか率直に聞いてみることも大切です。

場合によってはその場しのぎの対策をしていたり、そもそも成果を改ざんしていたりすることも考えられます。

SEOコンサルティング会社に依頼をする場合は、業者に頼りすぎず、自社でも効果測定を行ってどれだけの成果を出せているのか把握して、業者からの虚偽の報告を防ぎましょう。

加えて、納品物の遅れがないかどうかも業者選びにおいて大切です。

一度遅れが発生すると、だんだん納期の遅れが増えて納期を守らなくなったり、遅れの日数が長くなったりして、お金を払っているのにそれに見合った仕事が期待できなくなります。

納期を守れない業者だと納期以外の面でも問題が出てくる可能性があるので避けましょう。

最新情報を追えていない

SEO対策という言葉が広まり、Webサイトの運営者はGoogleのアルゴリズムに応じた対策を行っていることから、Googleの検索アルゴリズムも日々アップデートを繰り返しています。

そのため、古い知識ではサイトのアクセス改善が期待できません。

したがって、SEOコンサルティング会社に依頼する場合は、どれだけ担当者がSEO対策における最新の情報を理解しているかどうかも確認しましょう。

最新のSEOの情報が分からないそんな方も多いかと思います。
そんな方のために、担当者が「最低限知っておきたいSEO基礎知識」を資料にしてまとめています。
この資料を読み込むことでSEOの基礎を包括的に理解することができます。

 

SEOコンサルティング会社を選ぶポイント

SEOコンサルティングは依頼する業者によって、成果に差が出ます。そのため、少しでも良い成果を出してくれる業者に依頼することが大切です。そこで今度はSEOコンサルティング会社を選ぶポイントを確認しましょう。

Webマーケティング全般に関する知識を持っている

SEOコンサルティング会社という名前だとしてもSEO以外のマーケティングの知識は必須です。

企業だとSEO以外にもWebマーケティング施策を実施していることが多いでしょう。そこでSEOを実施するなら、他のWebマーケティング施策も考え、より大きな効果が得られる施策を実施する必要があります。

Webマーケティングに関する知識がない人だと、噛み合わない提案をされる可能性も0ではありません。

そのため、SEOコンサルティング会社を選ぶ際には、SEO以外にどんなWebマーケティング施策に対応しているか確認しましょう。

また、SEO対策はコンテンツを充実させるだけではありません。

Webサイトをより見やすくするなどサイトの造りを見直す必要もあります。

そのため、SEOコンサルティング会社を選ぶ際は、Webサイト制作や開発に関する知識があるかどうかも確認すべきです。

Webサイト制作・開発に関する知識を持った人材がいる会社の場合、Webサイト制作も請け負っている事が多いので、チェックしておきましょう。

自社サイトに合わせた施策の提案を行ってくれるか

同じSEO論でも、すでにWebサイト上にコンテンツがあるかどうか、コンテンツがある場合はどのくらい数があるかに加え、運用年数や記事のテーマによっても採用すべき施策が変わってきます。

そのため、自社に合った提案をしてくれそうな業者かどうかも見極める必要があるでしょう。

そこで大切なのは、ただクライアントを持ち上げるだけでなく、現状を把握し、課題をしっかり洗い出して指摘してくれることです。

自分が開発したものを悪く言われるのは気分が悪いかもしれませんが、問題点を的確に指摘してくれないとWebサイトのアクセス改善はできません。

また、よりアクセス数を増やしたいなら弱みだけでなく強みも理解していることが大切です。

自社の商材や業界に関して詳しい知識を持ち、自社商品が業界内でどの立ち位置にいるかどうかを把握して的確なアドバイスをくれる業者を選びましょう。

そしてSEOコンサルティング会社選びでは、提案だけでなく実装もしてくれるか確認しましょう。

HTMLの改善や、コンテンツの充実など実装をしてくれないと、依頼をしても時間の無駄です。契約時にサービス内容をしっかり確認し、実装まで行ってくれる会社を選びましょう。

聞き上手で説明上手

SEOコンサルティング会社に依頼する場合、クライアントから必要な情報を聞き出せるヒアリング力と、クライアントにわかりやすく施策を伝えられる説明力を併せ持った人に依頼することが大切です。

課題をうまくコンサルティング会社側が理解してくれないと、サイトの改善業務もスムーズに進みません。

社内の悩みも聞いてくれる会社なら、SEO施策をしっかり実装し、PDCAを回せる体制を一緒に作ることができるでしょう。

また、基本的にはどんな施策も、メリットとデメリットを抱えています。トラブルなく業務を進めていくにはデメリットに関する説明も大切。

そのため、メリットだけでなくデメリットについても詳しく説明してくれるかどうかも会社選びの際に重視してください。

SEO会社とSEOコンサルティング会社の違い

SEOコンサルティング会社と混同されがちなのがSEO会社です。

SEO会社はSEO対策会社とも言われており、業務内容はSEOコンサルティング会社と被っている部分もありますが、支援方法が異なります。

一般的には以下のように区分されます。
SEO会社:SEO対策に特化した会社
SEOコンサルティング会社:SEOを主軸として、他マーケティング手法も取り組む会社
抱えている課題に応じて、SEO会社とSEOコンサルティング会社を使い分けるべきです。

SEO会社とSEOコンサルティング会社の違いを以下に解説します。

【サービスの目的】
SEOコンサルティング会社はこれまで解説してきたように、SEOに限らずさまざまな施策を実施して、サイトの集客や利益の向上を目指します。

それ対して、SEO会社はコンテンツSEOに特化しており、既存のコンテンツの内容を見直したり、新しくコンテンツを用意したりして、検索エンジンでの上位表示を目指します。

【支援方法】
SEOコンサルティング会社はヒアリングを行って、それに応じたさまざまな施策を提案・実施するのが一般的です。

SEO会社は主にコンテンツの執筆を行い、内部対策に関しても比較的簡単な施策がメインです。

【サポート面】
業務範囲が広いSEOコンサルティング会社の方が手厚く、Webサイト全体のアドバイスをしてくれます。

SEO会社はWebサイト内のコンテンツに特化したサポートを行う会社なので、アドバイスもコンテンツに関するものが主です。

【料金システム】
SEOコンサルティング会社は、月額固定制でWebサイトの規模に応じて数十万円〜の依頼費用が相場です。

コンテンツSEOを依頼する場合は、追加で1文字○円というように料金が発生します。

それに対してSEO会社は成果報酬制が一般的です。納品したコンテンツの数に応じて料金を支払います。

こちらは1文字○円×文字数の料金を支払うことになり、相場は月額数万円程度です。

【どちらを選ぶべきか】
このようにSEO会社とSEOコンサルティング会社にはたくさんの違いが存在します。Webサイトを運営していて、いつになっても利益が出ないと悩んでいるならSEOコンサルティング会社、コンテンツSEOに特化してサイト運用に力を入れたいならSEO会社を選ぶと良いでしょう。

SEOコンサルティングサービスを選ぶにあたって

SEOコンサルティングは、分析や提案の範囲、打ち合わせやサポートの頻度など、どこまでしてもらうかによって料金が変わってきます。
予算の範囲内でどこまで対応できるかを明確にしつつ、料金の内訳などを丁寧に説明してくれる会社を選びましょう。

また複数の会社を比較してみることで、会社ごとの対応力や得意・不得意が見えてくることもあります。

自社サイトをより有効的かつ効果的に活用できるよう、自社にとって最適なSEOコンサルを選ぶことが、マーケティング戦略上で大切なことです。

弊社では、無料で貴社のSEO状況を診断する無料SEO健康診断サービスを行っています。
サイトのSEOの状況をレポートにまとめて分析し、何をするべきなのかが明確にすることができます。

ご興味のある方は「SEO無料分析」詳細ページをご覧ください。

 

ABOUT ME
永井 雄一
永井 雄一
前職は株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして国内大手企業様のwebマーケティング戦略の支援に携わっておりました。2016年に現在の株式会社S-fleageを起業し、国内大手企業様を中心にマーケティングのデジタルシフトの支援を行っています。京都大学大学院では経営学(MBA)を専攻し、その中でもマーケティングが専門です。現在日本マーケティング学会会員。ロジカル思考とクリエイティブ思考のバランスを持ちながらマーケティングの力によって世の中に企業様の商品価値を伝える支援をしております。
WEBサイト診断申し込みフォーム
The following two tabs change content below.
永井 雄一

永井 雄一

前職は株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして国内大手企業様のwebマーケティング戦略の支援に携わっておりました。2016年に現在の株式会社S-fleageを起業し、国内大手企業様を中心にマーケティングのデジタルシフトの支援を行っています。京都大学大学院では経営学(MBA)を専攻し、その中でもマーケティングが専門です。現在日本マーケティング学会会員。ロジカル思考とクリエイティブ思考のバランスを持ちながらマーケティングの力によって世の中に企業様の商品価値を伝える支援をしております。