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Googleコアアップデート、2020年最後のアプデで何が変わったのか

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奥田大雅

奥田大雅

ストラテジー局マネージャー・コンテンツ局最終責任者株式会社S-fleage
企業様のSEOやWEB広告運用の戦略立案に従事。 AIのアルゴリズム分析を得意とし、SEOの研究を行い独自のノウハウと論理的なSEO手法を多数開発。 データアナリスト・SEOストラテジストとして企業様のwebマーケティングの戦略立案と実行のご支援に尽力しています。

はじめまして、株式会社S-freageのアカウントプランナー平山博斗です。

今回は先日、12月4日に行われたGoogleコアアップデートの内容と影響について解説したいと思います。

December 2020 Core Updateについて

12月4日にアップデート実行

今回のGoogleアップデートは12月4日に行われました。

12月に行われたアップデートですので、December 2020 Core Updateと呼ばれています。

毎年、定期的にコアアルゴリズムアップデートを行っているGoogleですが今回は特に異例なアップデートとなりました。

というのも基本的にGoogleは3~4ヶ月の周期でアップデートを行っています。

2020年は1月と5月に実行されました。

ですが今回のDecember 2020 Core Update は前回 5 月の May 2020 Core Update から 7 か月の異例の空白期間を経て実行されました。

世間では「もう今年のアップデートはないんじゃないか」と囁かれていたところでのアップデートでしたので僕自身、少し驚いています。

Googleの表明内容

Google公式ツイッターより

Later today, we are releasing a broad core algorithm update, as we do several times per year. It is called the December 2020 Core Update. Our guidance about such updates remains as we’ve covered before. Please see this blog post for more about that:

ツイッターアカウントリンク:https://twitter.com/searchliaison

翻訳すると

「本日遅く、毎年数回行うように、幅広いコアアルゴリズムの更新を行います。これはDecember 2020 Core Updateと呼ばれます。更新に関するガイダンスは、以前に説明したとおりです。詳細については、このブログ投稿を参照してください。」

とのことです。

またアップデートの完全移行期間に関しては以下のように述べています。

Google公式ツイッターより

The December 2020 Core Update is now rolling out live. As is typical with these updates, it will typically take about one to two weeks to fully roll out.

ツイッターアカウントリンク:https://twitter.com/searchliaison

翻訳すると

「December 2020 Core Update のロールアウトはすでに開始されています。アップデート完全ロールアウトにかかる期間に関しては、今までのアップデート同様通常は 1 〜 2 週間程度かかります。」

とのことです。

お役立ち資料_バナー

順位の変動

さてアップデート日の12月4日から約1週間が経過しましたが、順位の変動はどのようになったのか、気になりますね。

今回は当メディアサイト「SEO研究室」と「YMYL領域に属するメディア」の2つを事例にアップデートにより順位がどのように変動したのか解説したいと思います。

結果を先にお話しすると、かなり面白いことになっています。

SEO研究室の場合

当メディア「SEO研究室」も影響をかなり受けており

三つのキーワードを例に解説します。

こちらのキーワードは、長い間2位だったのが4日のアップデート後4位まで順位が低下しました。

11日現在では3位まで戻りつつあります。

つぎはこちらのキーワードですね。

こちらも先ほど同様4日以降、順位が低下しています。4日当日に関しては10位まで低下しました。

最後にこちらのキーワードですが、逆に5日以降から検索順位が劇的に上昇し、今も順位は上昇中です。

 

アップデート直後は順位変動しやすく、落ちた記事も日が経てば少しづつ元の順位に戻るのがほとんどなので、落ちた上がったで一喜一憂する必要はありませんが12位から4位まで上昇するのはなかなか珍しいのではないでしょうか。

さてSEO研究室では一時的に低下し徐々に戻りつつあるものと、一気に順位上昇したという二極化状態になりましたが、ここから本題のYMYL領域に属するメディアはどうなったのかについて解説します。

YMYL領域に属するメディアの場合

ここで一度YMYLについておさらいするとYMYLとは

YMYLとは、「Your Money or Your Life」を省略したもので、Googleが定める。

検索品質評価ガイドラインの項目の一つです。

この英語を直訳すると「あなたのお金又はあなたの人生」です。

Googleは、私たちのお金や人生に直結するトピックを扱うサイトやホームページは、私たちの生活に直接大きな影響を及ぼすことになるため、正確かつ信憑性の高いサイトになっているかが大切であると考えています。

ですので、そのようなウェブページを制作する場合においては、正確であること、きちんとした信頼に基づいて制作しているということが大切になります。

参考当記事リンク:https://webss.jp/column25/

お金や健康に深く関わるコンテンツ、簡単に言うと信頼性が求められるコンテンツジャンルのことを指します。

今回例にするのは、YMYLジャンルの「法律系コンテンツ」です。

中でも信頼性が特に求められる交通事故系キーワードの結果を解説します。

 

まずひとつ目はこちらですね。

アップデート前までかなり上位に順位をつけていたこちらのキーワードは4日以降12位まで低下

こちらも4位ではありますが、1位につけていたキーワードでも低下。

こちらは1位から徐々に低下し、12位まで低下しています。

 

前述した通り、アップデート直後は順位変動の影響は受けやすいのはたしかです。

ですがここまで大きく順位が変動した上にそれが1週間経っても戻る気配がない。

単にアプデ直後の影響とは言い切れませんね。

アップデートの内容について

ではこの順位変動からどのようなことが言えるのか、それについて解説したいと思います。

YMYL領域の監視がさらに厳しくなった?

まず考えられるのは、YMYL領域の監視がさらに厳しくなったことですね。

去年あたりからGoogleのYMYL重要視は言及されていて、今では個人ブログなどドメインパワーのないサイトのYMYL領域コンテンツは軒並み圏外になっていますが、今回のアップデートにより企業サイトも評価がシビアになった印象があります。

よりドメインパワーが強く、より良質な被リンクを受けたサイトが評価されるようになったとも考えられますし、もしかすると今後YMYL領域はコンテンツ品質だけでは順位をあげるのは難しくなるかもしれません。

今回は法律系のキーワードのみ計測しましたが、他YMYL領域コンテンツがどうなったのか気になるところですね。

Passage Indexingはまだ実装されていない

今回のアップデートではYMYLに関するアップデートが実装されたのではと僕は考えていますが、今年の秋あたりから言われているPassage Indexingについてはどうなったのかというと、今回のアップデートではまだ実装されていないとGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が言及しています。

Google Search CentralにおけるJohn Mueller氏の発言

Passage Indexing がもう導入されたかどうかはわからないが、通常は、そうしたほかの変更とセットでコア アップデートを実行することはない。

同時に実行することがひょっとしたらあり得るかもしれないが、それはコア アップデートだからということではなく、ただ偶然に一致しただけだ。

Passage Indexing 導入のタイミングをいつ計画しているのか私は知らない。

参考動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=C9dNFj0APvg&feature=emb_title

同時にアップデートはしていないと明言しているわけではありませんが、基本的にコアアップデートと他のアップデート内容を抱き合わせで行うことはないそうです。

実際、Passage Indexingが実装された気配はないのでまだ安心していていいかもしれません。

 

やるべきことは変わらずE-A-Tの向上

 

まとめになりますが、今回のアップデートにより今後さらにE-A-Tの向上が重要になると考えられます。

やるべきこととしては、ドメインパワーの強化、外部サイトからの被リンク、コンテンツの信頼性の強化になります。

E-A-Tについては下記の記事で詳しく解説しています。

 

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奥田大雅
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企業様のSEOやWEB広告運用の戦略立案に従事。 AIのアルゴリズム分析を得意とし、SEOの研究を行い独自のノウハウと論理的なSEO手法を多数開発。 データアナリスト・SEOストラテジストとして企業様のwebマーケティングの戦略立案と実行のご支援に尽力しています。
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永井 雄一

永井 雄一

前職は株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして国内大手企業様のwebマーケティング戦略の支援に携わっておりました。2016年に現在の株式会社S-fleageを起業し、国内大手企業様を中心にマーケティングのデジタルシフトの支援を行っています。京都大学大学院では経営学(MBA)を専攻し、その中でもマーケティングが専門です。現在日本マーケティング学会会員。ロジカル思考とクリエイティブ思考のバランスを持ちながらマーケティングの力によって世の中に企業様の商品価値を伝える支援をしております。