WebマーケティングではWebでどのように集客するかが重要になってきます。しかし、Webを学び始めた人にとっては「Web集客って一体なにをすればいいの?」という疑問を持っている人も多いと思います。
今回は、そういった疑問を解決するために「Web集客の基礎知識」と「Web集客に役立つおすすめの本」を紹介していきます。
本記事では、Web集客の概要はもちろん、具体的な方法から習得するコツをご紹介しいくので、Web集客の基礎を知りたい人はぜひご覧ください。
Web集客とは?
Web集客とは、簡単に言うと色々なツールを使ってお客さんを集める方法です。
Web集客はうまく宣伝することができれば、効率的に多くのお客様を集客することができます。さらに、Web集客はデータとして残すことができるので、対策や改善がしやすいです。
代表的な手法として、検索サイトである「Google」や「Yahoo!JAPAN」、SNSの代表格「Facebook」や「Twitter」、「Instagram」、動画サイトの「Youtube」を使った集客方法があります。
web集客については下記の記事で詳しく解説しています。
Web集客の種類とそのメリットとデメリット
自然検索流入
Googleの検索結果には「自然検索」と「有料検索」があります。簡単に言うと自然検索はSEO対策で上位表示させる検索結果のことです。基本的には自然検索をベースにWeb集客をしていくことがWebマーケティングを成功させるカギとなります。
Webマーケティングに関して学んでみたい方は記事はこちらをご覧ください。
初心者でもスラスラ読めるおすすめのWebマーケティング本【11選】
【独学も可能!】Webマーケティングを勉強できる4つの方法がこちら!
自然検索で上位表示させるには検索エンジンを最適化させるSEO対策をする必要があります。
【メリット】
かかる費用がサイト運営費だけなので低コストでできる。
上位表示されればそのまま資産になる。
【デメリット】
ジャンルによっては競合が多く上位表示されにくい。
上位表示されるのに時間がかかる
有料検索流入
上記で述べたように有料検索とは広告のことです。有料検索の記事には「広告」というロゴが付くので、ユーザーも自然検索と有料検索の区別をつけることができます。
有料検索はほとんどの場合、検索結果の一番上に表示されるので特定のキーワードで検索されれば、多くの人の目に留まることになり大きな集客につながります。
Googleの広告はリスティンング広告と言われていて、一定のキーワードで検索された時だけ表示されるようになっています。
【メリット】
広告は上位表示されるので、即効性がありすぐに結果が出る。
多くの人の目に留まるので確実な集客ができる。
【デメリット】
広告の表示は有料なので、自然検索に比べコストがかかる。
訪問してもらっても、コンテンツの質が低い場合は商品を購入してもらえない。
SNS流入
SNS流入とはFacebookやTwitterなどのSNSの投稿をきっかけにサイトを訪問してもらうことです。SNS流入はフォロワーが少ないと投稿してもあまり見てもらえないので、ある程度のフォロワーが必要になります。
一方で、SNSで影響力を持っている人にはとても有効な方法なので、フォロワーが多い人はSNSで宣伝してみましょう。
因みに、SNSは種類によって少し客層が違います。例えば、Twitterの場合は芸能人やビジネス全般で、Instagramはファッションやインスタ映えを狙った商品を宣伝したい場合に有効です。
【メリット】
SNS自体は無料なので、低コストで宣伝することができる。
コミュニケーションが取りやすく、関心のあるユーザーに情報を届けやすい。
【デメリット】
SNSでフォロワーを集めるために手間と時間がかかる。
ただ宣伝しているだけなのに叩かれる可能性がある。
外部サイト等からの流入
これは外部のサイトのURLを通して、ユーザーが自分のWebサイトにアクセスすることです。
外部からアクセスされるには、他のサイトに自分のURLを載せる必要があります。そして、外部に飛ぶために張られたリンクの事を被リンクといいます。
よく外部サイトにURLが張られるシチュエーションであるのがまとめサイトです。自分のサイトや商品が高く評価されている場合は、まとめサイトなどで取り上げられる可能性があります。
【メリット】
流入だけでなく被リンク効果にもなる。
SEO効果による自然検索増につながる。
【デメリット】
コンテンツがユーザーに合っているかなど、ユーザー次第の比重が大きい。
競合が多く必ず見てもらえるわけではないので、不確実性が高い。
直接流入
直接流入とは、ユーザーがWebサイトや検索エンジンなどを通さずに、直接サイトにアクセスすることを意味します。
例えば、メルマガのURLから直接サイトにアクセスされた場合が直接流入となります。
【メリット】
お客さんに直接宣伝できるので、アクセスしてもらえる確率が高い。
無料でできる物が多いので、コストがあまりかからない。
【デメリット】
コンテンツがユーザーに合っているかなど、ユーザー次第の比重が大きい。
競合が多く必ず見てもらえるわけではないので、不確実性が高い。
Web集客で効果のある施策
SEO
SEOとは簡単に言うとGoogleの検索結果で上位表示させる技術のことです。Googleの検索エンジンに自分のサイトを高く評価してもらうために色々試行錯誤することをSEO対策といいます。
自然検索で上位表示を狙う場合は、闇雲にコンテンツを作り上げても上位表示させることはかなり難しいので、SEO対策をする必要があります。
SEO対策において最も大切なことは、1つのキーワードに特化したコンテンツをユーザー目線で書き、質のいいコンテンツを届けることです。
1つに特化したコンテンツを少しづつ増やしていくことで、徐々にお客さんが増えていきます。
【具体的なやり方】
タイトルは20~30字以内で、上位表示させたいキーワードを入れる。
本文中にある程度キーワードを入れておく。
共起語(メインのキーワードの周辺語句)を調べ取り入れる。
SEOに関して学んでみたい方は記事はこちらをご覧ください。
2019年度最新版!SEOを独学勉強する人の為のおすすめ本5選!
SNS
SNSは最初のフォロワーを集める作業が難しく、時間もかかります。しかし、フォロワーが増えると信用を得ることができるので、自分の商品やブログの宣伝をすれば多くの人が反応してくれるようになります。
しかし、過激なことや誹謗中傷を書いたりすると叩かれたり、炎上したりしてしまう可能性があるのでSNSを運営する際はコンプライアンスに注意しましょう。
【具体例】
Twitterで自分のサイトの宣伝をする。
Instagramで自分が作ったアパレルを紹介する。
有料広告の利用
ネットでの有料広告と聞くとYouTubeの動画広告やGoogleの広告をイメージする人が多いと思いますが、実は他にも広告の種類はあります。
【広告の種類】
- バナー広告(=純広告)-特定の媒体(メディア)の広告枠に掲載する広告。
- 動画広告-画像やテキストのかわりに動画を掲載する広告。
- ネイティブ広告-媒体に自然に溶け込むような形で配信される広告。
- アフィリエイト広告-アフェリエイターに商品を宣伝してもらって、購入してもらう方法。
- リスティング広告-広告と関係するキーワードで検索された時だけ、表示される広告。
- ソーシャルメディア広告-SNSを利用した広告。フォロワーが多いインフルエンサーに頼んで集客する方法もあります。
Web集客のスキルを上げる方法
本でスキルアップする
Web集客はWebマーケティング力がいるので、何も勉強せずに集客力を上げるのは難しいです。
かといって、外部に委託するお金がないという人もいることでしょう。外部委託しない場合は自分で学ばなければならないことになりますが、独学におすすめなのが本です。
このご時世、Webで調べればほとんどのSEO対策やWebマーケティングを学ぶことができますが、サイトの記事では文字数が少なく情報量が足りない時があります。
そして、より多くの情報が欲しい時に便利なのが本です。本は情報量が多いので1冊読むだけでもかなりの知識が身に付きます。
【Web集客におすすめの本】
- すぐに使えてガンガン集客!WEBマーケティング123の技(山田 案稜)
- すぐに使えてガンガン集客! WEBマーケティング111の技(山田 案稜)
- コスパ最強Web集客~あなたのホームページ、儲かってますか?(茂木邦基)
- いちばんやさしいリスティング広告の教本 人気講師が教える利益を生むネット広告の作り方(阿部 圭司、岡田 吉弘、寳 洋平)
- Facebook広告運用ガイド ダイレクトマーケティングに生かす売上直結の活用術(岡弘 和人)
- 基礎から学ぶWeb広告の成功法則 ~Web広告を成功に導く考え方から、明日使える運用テクニックまで~(本間 和城)
- A/Bテストの教科書(野口 竜司)
セミナーに参加する
本を読むが嫌いな人におすすめなのがセミナーです。特に会場に行って話を聞くタイプのセミナーは、他のサイト運営者にも会うことができるのでおすすめです。
一方で、時間がなくて会場に行けないという人は動画型のセミナーがおすすめです。動画型だと費用も安く、どこでもセミナーを受けることができます。
しかし、Webマーケティング系のセミナーには怪しいものも中にはあるので、自分で見極める必要があります。
無難な選び方は、セミナーに行ったことがある友達におすすめを聞くか、実績の豊富なところに申し込む方法です。
【セミナーの一例】
成果を決める7点!
自作のホームページで月に125人集客する方法がわかる『ペライチ勉強会』
たった1回の講座で!? 売上に直結するWebページ(LP)をその場で作成できる勉強会【50%offのキャンペーン価格】
集客支援を代行してくれる企業を利用する
Web集客の勉強をする時間がない、知識がなくてできないという人におすすめなのが、集客支援の代行をお願いすることです。
代行を請け負っている企業は専門的知識が豊富なことがほとんどのため、効率的な集客が見込めます。
なお、全体的に委託したいのか?リスティングやSNS、SEO対策など部分的にお願いするのか?を明確にしておけば、限られたコストで効果的なWeb集客につなげることが出来ます。
いくら外部に委託するとは言え、こまめにコミュニケーションは取るようにしましょう。
因みに、代行企業に対しての報酬の支払い方は、成果報酬と固定報酬の2種類があります。
成果報酬の場合はどれだけの集客が取れたかによって支払う報酬が違います。一方で、固定報酬の場合は、集客が取れても取れなくても一定の料金を支払います。
【おすすめの代行会社】
- WEB販促の窓口(富士通グループ運営)
- 株式会社エッグトゥコミュニケーション
- 株式会社タスク
- EBA株式会社
- 株式会社セレブリックス
求人を出す
時間がない時に使えるもう1つの方法が、求人を出すということです。実際に社員として働いてもらうことで、コミュニケーションが取りやすくWeb集客をすることができます。
【求人を出す際に注意する点】
- コスト
- 人材のスペック
- 人材の母数
採用の際には上記の3つが重要になってきますが、その中でも重要になってくるのが人材のスペックです。
人材を募集する際は予め、どのような人材が今足りていなくて、どれだけそのような人材が必要かを明確にする必要があります。
できれば、求めるスキル・経験・年齢・性別・人柄などの書き出しておきましょう。
そして、採用に迷った際はその人材が今本当に必要としているスキルを満たしているかを考えて、採用するかしないかを考えましょう。
まとめ
【要約】
Web集客といっても10種類以上存在する。
Web集客の勉強にお金を使いたくない人は本を読む方法がある。
本が苦手な人にはセミナーがおすすめ。
外部委託してWeb集客を丸投げする方法もある。
Web集客は簡単そうに見えて複雑な面があります。しかし、一番大切なことは改善しながらとにかく継続することです。
今回紹介したWeb集客の方法を元に自分に合った集客法を見つけ、実践していきましょう。