SEOで上位を取りたいが、地域キーワードとなるとどうしても上位に上げられない。
または、地域キーワードでSEOをしていても、いまいち結果が出ない。
このような悩みを持った方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、実際に弊社で行なっている地域KWのSEOの施策などを踏まえながら、どのような施策が地域キーワードで検索上位を取るために必要なのかをご紹介していきます。
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ローカルSEOとは?
地域KWのSEOについて詳しく説明していきます。
地域KWのSEOは、一般的に「ローカルSEO」として知られています。特定の地域に基づく検索結果を上位で表示する最適化のことです。
「地域名+キーワード」の組み合わせで検索した際に出てくる検索結果がローカル検索結果であり、地域と直接結びつくので、重要視されている方は多いかと思われます。
具体例で言うと「SEO+対策+京都」で検索すると、地域周辺の情報が上位に表示されます。同様に「SEO 対策 大阪」も同じような結果になります。
ローカルSEOについて詳しくは下記の記事にて解説しています。
地域KWのSEOを攻略した時の効果
地域KWのSEOを取り入れると、どのようなメリットがあるかをご紹介していきます。
実際に地名を含めたキーワードでの検索は、一般的にCVR(コンバージョンレート)が高いという結果が出ており、ビジネスにおいて取り入れている企業も少なくありません。
ユーザーがなにか行動を起こしたいと思う際に、検索されやすいキーワードで上位に表示されると、クリック率が高まりユーザーをより、誘導しやすくします。
競争率が高いビックワードだったとしても、地名を取り入れることで、SEO順位が上位になり、流入の増加に期待ができます。
地域KWのSEOで最低限やっておきたいこと
本項目では、地域KWのSEOを取り入れる際に押さえておきたいポイントなどを紹介していきます。
検索意図を把握する
検索意図を把握することで、ユーザーが何を知りたくて、どういった情報を求めているのかを事前に明らかにし、ユーザーに的確な情報を提供することができます。
また、検索意図を知り、その意図にあった情報を与えることで、ユーザーの満足度も上がり、結果自然とGoogleでの評価も上がっていきます。
具体的に検索意図を把握するには、一つのキーワードに対してどんな言葉を付け加えて検索しているか、サジェストワードや関連ワードをチェックしてみてください。
「SEO 対策」で検索した際に、「SEO 対策 とは」「SEO 対策 ツール」「SEO 対策 ブログ」など他の検索方法が出てきます。
それがまさにユーザーが求めている情報です。
タイトルにキーワードを入れる
タイトルは言わば玄関口です。
タイトルにキーワードが盛り込まれていなかったり、ユーザーが知りたいと思う検索意図とズレていると、ユーザーは見つけ出すことが出来ません。
タイトルにキーワードを入れることで、ユーザーが検索した際に見付けてもらいやすくなるのです。
同時にユーザーの興味や関心などを引き付ける表現力も重要であり、その情報を知って「得」であること、または「最新情報」かつ「好奇心」をそそるタイトルであるとより効果的です。
関連記事:タイトルの文字数はSEO的に注意する必要があるのかを徹底解説!
コンテンツのボリュームを増やす
コンテンツにボリュームを出すことで得られるメリットはたくさんあります。コンテンツで使用した文字が検索された際に検索結果に露出されます。
また、コンテンツを増やせば増やす程、検索エンジンから評価を受ける箇所が比例して増え、上位表示に繋がっていきます。
ただし、とりあえずコンテンツを増やせばいいというわけではなく、ユーザーが求めている情報がきちんと記載されている質のいいコンテンツでないと意味がありません。
コンテンツ作成のポイントや、検索順位をあげる方法については下記の記事で詳しく解説しています。
モバイルフレンドリーであること
モバイルフレンドリーは、スマートフォンでの閲覧を最適化することを指します。
スマートフォンでの閲覧がスムーズでないページは、Googleのアルゴリズムが自動的に順位を引き下げていってしまう可能性が大いにあります。
現代では、インターネットの普及により、スマートフォンでサイトなどを閲覧するユーザーが増え、モバイルフレンドリーを取り入れているかどうかでかなりの影響力があり、重要度が高いです。
上位表示を目指している企業であれば、モバイルフレンドリーを取り入れないと厳しいというのが現状です。
Googleマイビジネスに登録する
Googleマイビジネスに登録する事で、「地名+キーワード」でユーザーが検索した際に自社の情報や詳細が最上位に表示され、ユーザーの目にとまりやすくなります。
現代では検索するユーザーが増え、店舗や企業などの検索において欠かせない存在になっています。
Googleマイビジネスに登録する際には、さほど難しい事はなく、基本機能の利用料も無料で比較的始めやすくなっています。
Googleマイビシネスの登録はローカルSEOにおいて非常に重要なので、後ほど詳しく解説します。
対策キーワードを自然な形で入れる
ユーザーが検索しそうなキーワードを考えて上位表示を目指すうえで、対策キーワードを出来るだけ多く盛り込んで、Googleに評価してもらおうと考える方もいるかもしれません。
実際に、そういうコンテンツがあったとしても「キーワード乱用」でGoogleペナルティに引っかかってしまいます。
一番効果的なのは自然な形で対策キーワードを入れ、ページごとに一つの対策キーワードを入れるのが理想とされています。
MEOの最適化を図る
マップエンジン最適化のことで、Googleの検索順位を決定する検索エンジンがあるようにGoogleマップにも、同様のエンジンが存在します。
表示される順番としては、リスティング広告の次に表示される部分が、Googleマップ専用枠となっています。
自然検索で上位表示を狙うよりも、Googleマップ専用枠を狙う方が競合も少なく比較的に目立ちやすくなります。
ただしGoogleマップ専用枠に表示されるのは上位3位までであるため、十分な対策が必要になってきます。
ローカルSEO必須:Googleマイビジネスの効果的な利用方法
先ほども少し触れましたが、ローカルSEO対策をする上でもっとも効果的な対策方法は「Googleマイビジネス」の利用です。
Googleマイビジネスでは所在地とサイト情報を紐づけてGoogleマップに登録することができます。
登録するとこのような形で表示されるようになります。
弊社名「株式会社リードエックス」を検索するとトップに会社のポータルサイト、そして右横に会社の位置情報と電話番号、ウェブサイトが表示されるようになります。
なぜこのマイビジネスの登録がローカルSEOで重要になるかというと、本当にその会社や店舗がその住所に存在しているのかの証明になるからです。
Googleマイビジネスの確認には、住所確認としてハガキの送付が行われます。
それによって本当にその住所に会社や店舗が存在しているのかという証明になります。
ローカルSEOにおけるGoogleマイビジネスの利用は非常に重要であると私たちは考えています。
ここからは、ローカルSEOで上位表示を狙うために私たちが行ったGoogleマイビジネスの利用方法と注意点について解説します。
まずは正確な情報を登録
まずはGoogleマイビジネスから会社や店舗情報を登録しましょう。
まず、ビジネス名を記入しましょう。
ここでいうビジネス名とは会社名や店舗名のことです。
次に、会社や店舗で扱うサービスカテゴリーを記入しましょう。
次に、その会社や店舗は実際に訪れることが可能か(実在するかどうか)について回答。
会社、店舗の所在地の住所を記入。
記入した拠点以外の地域でもサービスを提供しているか回答。
電話番号やウェブサイトを登録。
ここで必ず上位表示の対象になるサイトのURLを登録してくだい
以上で登録は終了です。
登録が終了すると数日後に登録所在地に、本人確認の為の書類が郵送されるのでそちらを受け取り、本人確認が完了すると登録は完了となります。
サイトにもNAP情報を記載
マイビジネスの登録の次に大事なのが、サイトへのNAP情報の記載です。
NAP情報とはなにか解説すると、いわゆる会社情報のことで
- Name(店舗や会社の名前)
- Address(所在地)
- Phone(電話番号)
以上の会社情報の頭文字を取って、NAP情報と呼ばれます。
NAP情報を記載する場所としては、サイトのフッターが望ましいです。
当サイトではこのように設定しています。
フッターに設定する理由としては、どのページでも必ず表示されるからです。
どこか一つのページだけでなく、全てのページでクローラーが認識できる場所に設定することが望ましいです。
そして、一番大事なのがNAP情報は必ずマイビジネスに登録した内容と統一することです。
これはなぜかというと、サイトとマイビジネスのNAP情報が一致していることで、GoogleはWEB上に散らばっている情報を同一の店舗の話題として認識しやすくなり、ローカルSEO上位化において重要となる地域名との関連性を評価しやすくなるからです。
なので記載するNAP情報は必ず統一しておきましょう。
注意点:マイビジネスは会社情報がないと利用できない
最後に注意点ですが、マイビジネスを用いたローカルSEO対策は実店舗や住所が明確な会社でないと利用できないです。
所在地を登録し、さまざまな Google サービス(Google 検索や Google マップなど)上にローカル ビジネス情報を表示すし実店舗に顧客を迎え入れてサービスを提供するビジネスや、エリア限定でサービスを提供するビジネスをユーザーによりアピールする為のツールですので、実店舗がない個人サイトや上げたい地域キーワードが実店舗と違う場合は効果は正直あまりありません。
地域KWのSEOで上位を取るためにやっておきたいこと
地域KWのSEOで上位を目指す際に押さえておきたいポイントなどを紹介します。
対象地域の詳細情報を入れる
対策地域の詳細を入れることも重要なことです。
対策地域の詳細を入れることで、ビックワードから外れ、競合サイトを避けることができ比較的上位表示に近付けられます。
また、対策地域にニーズを感じているユーザーだけに絞られ、特定のユーザーにアプローチすることも特徴の一つです。
企業にとっても見付けてもらいやすく、ユーザーにとっても見付けやすいものとなっています。
カテゴリーを充実させる
カテゴリーを充実させることも、地域KWのSEOは重要になってきます。
カテゴリーを用意することで、ユーザーの目にとまりやすくなり、顕在ニーズではなくても、閲覧する回数が増えることが見込まれます。
そして、「地域+業種」や「地域+サービス」や「地域+店舗」などの別のカテゴリーを提示することで、より多くのユーザーの目にとまり、総合的に上位表示に繋がります。
SNSを利用してリーチ数を増やす
SNSも、外部施策としてソーシャルメディアを活用するには、とても効果的です。
ソーシャルメディアの活用によりアクセス流入が増え、より多くのユーザーの目にとまりやすくなります。
また、自身で作成したコンテンツなどが共有され拡散されれば、Web上などでの閲覧も自動的に増えていきます。参照リンクによる、被リンクが獲得出来るというわけです。
具体的には関連するフォロワーを増やし、良質なコンテンツを提供します。
更にSNSボタンを設置すると、より効果的にユーザーをアプローチ出来ます。
SEOチェキなどのツールを使う
「SEOチェキ」とは、WebサイトのSEO状況が無料でチェックすることができるもので、検索順位を上げるためには、まず自身のSEO状況を確認することが大切になってきます。
主に機能は、下記の5種類あります。
- サイトSEOのチェック
- 検索順位チェック
- キーワード出現頻度チェック
- 発リンクチェック
- Whoise情報チェック
それぞれのチェックをこまめに把握し、どのような状況なのかを知ることが出来ます。
うまく活用すると上位表示につなげることが出来ます。
検索順位をあげる方法についてと、SEOで使えるツールについて下記の記事で詳しく解説しています。
地域KWのSEOでやってはいけないことと対策法
地域KWのSEOでやってはいけないことと対処法について紹介していきます。
複数の地域名を1ページに羅列すること
地域KWのSEOでまずやってはいけないことは複数の地域名を一つのページに網羅してしまうことです。
一つのキーワードに対して、ユーザーが検索をかけたにも関わらず、違う地名が複数羅列されてるページだったとしたら、ユーザーはどう思うでしょうか?
そういった記事は、Googleが間違った情報と判断し検索順位を下げてしまいます。
記事を作成するうえで最も重要なことは、ユーザーが求めている情報を第一に考え構成していくことです。
有料リンクを購入すること
有料リンクを購入すれば、一時的に順位は上がる可能性があります。
しかし、Googleは有料リンクを貼る行為を認めておらず、貼られているWebサイトは検索データベースから排除されてしまいます。
有料リンクで上位表示されてあがってくるサイトに情報の価値はなく、ユーザーはGoogleを信用しなくなります。
Googleは、あくまでもユーザーを第一に考えているため、有料リンクを貼るようなサイトは、排除する他にないのです。
Web担当者として一番やってはいけないことです。
地域KWのSEOを攻略するために必要な知識
地域KWのSEOの効果を把握することで、より効率的に対策を打つことができ、実際に抱えている問題などを明確にすることもできます。
実際に、地域KWのSEOでやっておきたい施策を試していき、地道な作業ではあります。
しかし、少しずつ取り組んでいくことで、ユーザーの有益な情報を提供することができます。また、結果的に検索エンジンからも、正当な評価を受けられ、上位表示に繋がることでしょう。
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