Webマーケティングに携わりたいもしくは携わっていてもっと知識をつけたいという方は多いのではないでしょうか。しかし、ウェブマーケティングに携わる上でよくある悩みが「どうやって勉強をしたらいいかわからない」ということです。
今回はその悩みを解決するためにWebマーケティングでの具体的な勉強法を紹介していきます。
Webマーケティングがわかる基本的な4つのこと
効果の分析が最重要
Webマーケティングでは、施策の費用や効果を全て数値化できます。そのため、Webマーケティングでは自分の考えた施策ではいくらの費用が必要で、どのような効果が得られるかを理解しておく必要があります。
例えば、自分のブログを運営して何か商品を売りたい場合、まずかかる費用がサイトの運営費です。さらに、Googleアナリティクスを使えば自分のサイトに1日訪問者数・地域・時間帯など詳細な情報を見ることができます。
ブログを運営してすぐに結果が数字として表れている場合は、そのまま継続していきましょう。しかし、ほとんどの場合は結果が出るのに時間がかかるので、Googleアナリティクスを元に改善点を見つけて修正していく必要があります。
施策までのスピードが早い
Webマーケティングは戦略を立ててから、実行に移すまで短時間で行うことができます。理由はWebの特徴にあります。テレビCMや紙媒体のマス広告は、多額の費用がかかるためミスは許されず、作成にも時間がかかります。
しかし、Webマーケティングの場合は即座に更新や変更ができるので、トライ&エラーを繰り返すことができます。
低コストであること
Webマーケティングは低予算で始めることができます。低コストの理由はツールや情報が無料で手に入るからです。ネット上ではWebマーケティングのやり方はほぼ全て掲載されています。
さらに、サイトの運営自体も低コストでできるのでWeb広告以外にはあまりコストがかかりません。
例えば、自分の会社やサイトの宣伝をテレビCMでする場合、数十万円以上のコストがかかります。しかし、自社のWebサイトで宣伝する場合、広告費は0円でサイト運営費だけで済みます。
ターゲットを細分化する必要がある
Webマーケティングではターゲットを絞って集客することができます。ネットではテレビCMのように一般大衆向けに宣伝するのではなく、自分の商品やサイトを求めている人にだけ情報を届けることが可能です。
具体的な集客方法は以下の3つです。
- 集客施策:Webサイトにユーザを集める方法。
- 接客施策:サイト上で、ユーザに特定のアクション(購買・資料請求など)を起してもらう施策。
- 再来訪施策:一度来てくれたユーザーにもう一度来てもらったり、ユーザーとの関係を保ったりするための施策。
未経験からでもできるWebマーケティングを勉強する方法
ブログやメディア運営をする
一番手っ取り早い勉強方法は自分で実践してみることです。自分でブログやメディアを運営すると色々な不具合やトラブルに対処しなくてはいけないので、実践しながら学ぶことができます。
しかし、実践だけでは知識が身につくのに時間がかかってしまいます。そのため、サイトを運営しながら本やSEO専門のサイトで勉強することをおすすめします。
本で勉強する
Webマーケティングは本でも勉強することができます。本にはネットには載っていないような細かな情報まで載っているのでおすすめです。しかし、本を読んでインプットするだけでは意味がありません。
そのため、アウトプットをする必要があります。具体的なアウトプットの仕方は以下の通りです。
- SNSで学んだ内容をつぶやく
- 自分が運営するWebページで実践する
勉強会やセミナーで勉強する
勉強会やセミナーに行くとネットでは載っていないような情報を得ることができます。それだけではなく自分と同じような状況の仲間に出会うことができます。そのため、誰かWebマーケティングの勉強をしている仲間が欲しいという人には勉強会やセミナーがおすすめです
セミナーを探す際にお勧めなのが「Peatix」というサイトですこのサイトではエンタメ系のイベントからWebマーケティングのようなビジネスセミナーのイベントが多く掲載されています 。
発信している媒体から情報を得て勉強する
サイトの中にはWebマーケティングだけを中心に取り扱っているサイトがあります。Webマーケティングを勉強する人の中には個人で書かれたブログを参考にする人もいますが、個人で書いているブログの場合はやり方だけを書いているサイトが多いです。
しかし、SEOについて書いているサイトの場合は専門的な内容も書かれています。そのため、専門分野も勉強したい場合はそのようなWebマーケティング系のサイトを見ることをおすすめします。
Webマーケティングのための資格を取りに行く
ここまで話してきたようにWebマーケティングにおいて知識は重要です。しかし、勉強するモチベーションが上がらないという人には資格を取るという方法があります。資格を取れば Webマーケティングに関する知識がつくだけでなくWeb系の会社に就職する際に有利に働きます 。
おすすめの資格は以下の通りです。
- ウェブ解析士-ウェブ解析士ではアクセス解析だけでなく、データ分析など色々な能力が身に付きます。
- 統計検定-統計に関する知識や活用力を評価することを目的とした統一試験
- Google広告認定資格-オンライン広告「Google AdWords」に関する資格
Webマーケティングを勉強する際に参考になるサイト
ferret
ferretではWebマーケティングに関する基礎知識から、上級者向けの専門的な知識を紹介しているサイトです。特に企業の社長にインタビューをした記事が多く、企業が普段どのようなWebマーケティングをしているかがわかります。
【おすすめの理由】
- 色々な企業の情報が手に入る。
- サイトのデザインがおしゃれで読みやすい。
- 文中に出てくる専門用語はクリックすると説明が出てくる。
DIGIDAY
DIGIDAYの特徴は有名企業のマーケティング戦略を頻繁に取り上げることです。取り上げる企業はFacebookやアマゾンなどのIT企業から、ガンダムに関する内容までと様々です。
【おすすめの理由】
- 写真が多くて見やすい 。
- 馴染みのある企業の内容が多く読みやすい。
- Webマーケティング以外にも暗号通貨などの情報も紹介していて、色々な情報が手に入る。
MarkeTimes
MarkeTimesでは主にWordPressの使い方や最新テーマの紹介、おすすめのブログの紹介など個人向けのWebマーケティングに関する情報を掲載しています。
【おすすめの理由】
- 今すぐ試せる情報が多い
- 最新のSEOの情報が手に入る
- 記事がランキング形式で掲載されているので選びやすい
MARKEIT
企業に向けてWebマーケティング戦略の立案やコンサルティングをしているMARKEIT。MARKEITはテレビ大阪やバンダイのような大手企業のコンサルティングをしているいて、実力は本物です。このバンダイではWebマーケティングを勉強したい人に向けてWebマーケティングに関する内容をブログで紹介しています。
【おすすめの理由】
- 実績があるので信用できる。
- Webマーケティングでよくある悩みを解決するような記事が掲載されている。
- サイトのコンサルタントをしてくれる(有料)。
Digital Marketing Journal
海外のWebマーケティングに関する情報を主に扱っているサイト。情報は最先端のものが多くこれから流行りそうなマーケティングを紹介しています。
【おすすめの理由】
- 最先端の情報が手に入る。
- 海外の企業がどのようなWebマーケティングをしているのかが分かる。
- カテゴリーが細かく分けられているので読みやすい。
まとめ
Webマーケティングで大切なことはとにかく試してみることです。そのため、まずは色々な方法を試して自分に合ったマーケティング方法を見つけましょう 。