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成果報酬型SEOとは?成果報酬型のメリットと危険性を解説!

成果報酬型_SEO

検索サイトで順位を上げる手段であるSEO。

そのSEOを事業として行なっている企業の中では、成果報酬の料金形態であることを武器にしている企業がいます。

成果報酬の説明を聞くと、一見合理的な料金形態に思えますが、その裏には落とし穴があることもあります。

そこで、今回は成果報酬型SEOについて興味のある企業担当者へ向けて、成果報酬型SEOのメリット・デメリットや業者の特徴を説明しながら、これからのSEOビジネスモデルの展望をお教えします。

成果報酬型SEOについての概要

成果報酬型SEOとは耳にしたことがあっても、詳しい概要やビジネスモデルについてはあまり詳しいことはわからない、など疑問が多いのではないでしょうか?

本項目では、成果報酬型SEOの概要や詳しいビジネスモデルについてご説明していきます。

成果報酬型SEOとは

成果報酬型SEOとは、クライアント側とSEOを依頼された会社との間で決めた目標(検索順位10位以内に入るなど)や条件が達成された場合にのみ、クライアント側がSEOを依頼された会社に対して、お金を支払うという料金形態です。

成果報酬型の料金形態は、依頼に対して結果が出た場合にのみ、料金が発生する契約がほとんどです。

この成果報酬型の料金形態はSEO会社だけではなく様々な業種職種で採用されています。

  • SEO会社
  • 弁護士
  • 調査会社
  • アフィリエイト広告
  • WEB業界
  • 転職サイト
  • 不動産

上記のように、幅広い業界で広く導入されています。

成果報酬型のシステムとは

成果報酬型を採用しているSEO会社の料金発生とする主な基準は、クライアントが上位表示させたいキーワードを、両者間の間で定めた期間内に検索順位の上位に表示させることです。

SEO業者は、何度もサイトやページで内部施策などのSEO施策を繰り返すことで、検索順位で上位表示を目指します。

単発の1〜2個の少ないキーワードでは成果を出すことが難しいと考えられるため、ほとんどのSEO業者は複数個のキーワードを受注します。

必ず何かのキーワードで成果を出し、最低限の報酬を獲得できるような条件を結ぶのが基本的な成果報酬型のシステムになります。

大量のキーワードを低い単価で受注し、なおかつ報酬の上限を設定している会社も存在します。

これには依頼する際に料金に対してハードルを感じないようにする、という考えがあります。

成果報酬型SEOの重要なポイントは『短期間で検索順位を上位に表示させること』です。期間内に上位へランクインさせなければ、お金は発生しません。

ユーザーが対策キーワードで検索をかけたとしても、検索順位が10位以下のサイトはクリックされる確率が非常に低いからです。

私たちも何かを知りたくて検索しても、基本的に1ページ目にあるサイトしか見ませんよね。

サイトはクリックしてもらい、ユーザーに見てもらうことで初めて意味を持ちます。

せっかく施策を行ったサイトもクリックされなければ意味がありません。

つまり、ユーザーに見てもらえないとクライアント側の利益にならないので、クライアント側が料金を支払う必要もないということです。

逆にSEO会社としては、定められた期間内に結果を出せないと報酬が発生しません。

SEO業者としてはそのような状況は絶対に避けたいですよね。

SEO業者の中には、どうしても期間中に結果を出したいという思いだけで、急速に順位を上げさせるためにサイトへ自作自演の被リンク対策を行うなど、悪質なSEOを行う会社も存在します。

このような悪質な被リンク集めは非常に危険です。

リンクを集めることで、クローラーは様々なサイトからページへ訪問してくれますし、クローラーは、リンク数の数をコンテンツの質として認識しています。

ではリンクの数が多いサイトは、質の高いコンテンツと判断されるのではないかと思うかもしませんが、有効となるのはあくまでも自然で適切なリンクの場合のみとなっています。

自作自演などの不自然にリンクが設置されている場合、ペナルティを受ける可能性が大いにあります。最悪の場合、検索順位圏外になる可能性もあるので、依頼する会社が行う施策内容にも注意しましょう。

関連記事:上位表示させるための方法が気になる方はこちら

成果報酬型SEOのメリットとデメリット

成果報酬型なら費用も安く抑えられそうだし、依頼するのなら成果報酬型の方がいいんのでは?と思いますよね。

実際、成果報酬型の何がいいのか?何が悪いのか?

正直、料金システムや概要を見ても、成果報酬型SEOの本質は分かりません。

ここから成果報酬型SEOのメリット・デメリットもご紹介し、成果報酬型の本質を解説します。

成果報酬型のメリット

業務を標準化しやすくなるので運用にかかるコストを下げることができるのがメリットです。

基本的に、内部リンクの設置やサイト内のメンテナンスを行なっていく業務が成果報酬型SEO企業のメインです。

初期設定や内部のチューニング、顧客への継続的なサポートを除けば、1度設定すればほぼ自動化できます。

また、他のメンテナンスやサポートも管理者や高い専門知識を持つ人材が業務をマニュアル化することも容易であることもポイントの一つです。

結果、人件費もそこまでかからないため、全体の運用コストを下げることができるようになります。

内部施策中心の成果報酬型SEOでは、クライアント側(依頼者側)にSEOに関する高い実務力やリテラシーを求める必要がないのがメリットです。

また、成果報酬型SEOは成果が出なければ料金が発生しないので、もし成果が出なくても不満を感じにくいという点も一つのメリットかもしれません。

固定報酬制では毎月一定額を支払う条件で契約をするため、月々の費用は低いものの、成果が出なくても毎月費用を払わなければなりません。

報酬を払っているのに成果が出ていないと不満を感じることが普通かと思います。

成果報酬型なら成果が出るまでは報酬を払わなくていいので、不釣り合いな費用もなく不満を感じずに済むかもしれません。

成果報酬型のデメリット

成果報酬型SEOのメリットは多くありますが、もちろんメリットばかりではありません。

デメリットから成果報酬型SEOがどういったものなのか、理解しましょう。

成果報酬型SEOのデメリットは「契約順位に入れば報酬を支払う」という点です。

契約で定めた順位に入らなければ、報酬を支払わなくていいのはメリットなのでは?と思いますよね。

しかし逆を言えば、どんな内容でも順位に入れば報酬を支払わなくてはならないといことです。

ホワイトハットSEOなど通常のSEOでは、サイトのアクセス数を増やして最終的にCV数を増やすことが目的です。

しかし、成果報酬型SEOの目的はあくまでも「上位にランクインさせること」になります。

ランクインさせないと報酬がもらえないからです。

ホワイトハットSEOの対義語にブラックハットSEOと呼ばれるものが存在します。

言葉の通り、いわゆる悪質なSEOです。

成果報酬型では被リンク集めなどの施策をメインとしており、これらの施策は下手するとブラックハットSEOに抵触しかねない施策です。

そのため、SEO会社が何をどうしようと順位に入れば報酬を支払わなければなりません。

悪質なリンク集めやグレーゾーンのSEO対策を行なっていても、順位に入りさえすればいいと考える企業も多いのです。

成果報酬型はSEOに対して知識がなくても依頼を出しやすいというメリットもありますが、逆に知識がないことで、ブラックハットSEOを行われていた、コンテンツの内容が支離滅裂にされたなどのデメリットにも注意が必要になります。

もちろんしっかりCV数を増やすためのコンテンツSEOを行ってくれる制作会社に頼めば、ちゃんとした施策を行ってくれます。

「成果報酬型=被リンク」などの外部施策ブラックハットSEOというイメージが強いかもしれませんが、本当に大切なことはユーザーに寄り添ったコンテンツを作成することです。

依頼する会社選びの際には、

施策内容の確認と、SEOを用いてなにをゴールとしているかを確認することは重要になります。

SEOを他社に依頼する際の注意点を知りたい方はこちら

成果報酬型SEOの問題点

成果報酬型SEOのメリット・デメリットを理解した上で、もう一つ知っておかなくてはならないのが成果報酬型の問題点です。

デメリット以上に問題点もあるの?と成果報酬型に対して不安になるかもしれませんが、ここで問題点もしっかり把握しておくことで、依頼する際に問題点に対してどんな対策をしているのかの判断基準にもなるので、ここで問題点の全てを解説します。

サイト全体の内部最適化が不足

サイト全体の内部最適化を中途半端にしかしないSEO業者が多いです

成果報酬型SEOでは、とにかく検索サイトへランクインさせることを重要視しがちで、内部施策を行わない会社が多いのも確かです。

内部施策とはいわゆるドメインパワーと強めたりすることで、「ナビゲーションの最適化」・「見やすい記事」・「クローラーへの対策」などです。

このサイト全体の内部最適化が不足していると、他のキーワードや記事ではランクインできず、サイト自体の力は弱い状態になります。

結果的に検索エンジンからの流入が増えず、依頼したキーワード以外のアクセス数は伸びないので、PV数やCV数も増えずに損をする可能性が高まります。

成果報酬型は儲け損なう可能性がある

契約期間内にSEO会社が成果を出せなければ、サイトの利益もないままになってしまいます。

結果、もしかしたらサイトの認知度が高まったことで、集客があり、利益が出ていたかもしれないにも関わらず、その儲けがなくなってしまう「機会損失」となる可能性が高いことも成果報酬型SEOの問題点となります。

一見すると、期間中に成果が出なければ料金は発生しないので依頼する側に損はないように見えますが、逆に言い換えるとサイトからの集客は見込めないということです。

そのため、サイトのアクセスが一向に向上しない企業側は、SEO会社に対しての実質的な損はありませんが、なんの利益も生まないサイトのサーバー代や運営代で損をし続けている状態になってしまいます。

今までの問題点を知らないまま契約をしてしまうと、利益を得ることができないだけでなく、大きな機会損失を得てしまう可能性があることも念頭に置いておきましょう。

キーワード変更ができない可能性

ランキングに上位表示されても、予想よりもアクセス数やCV数が伸びなかった場合、クライアント側がキーワードを変更しようとしても、途中で契約できない可能性が高いのも成果報酬型の問題点になります。

キーワードの選定をどうするかは企業によってさまざまですが、SEOに対しての知識が全くないと1ヶ月の検索ボリュームが極端に少ないキーワードを選ぶ場合も多いでしょう。

そうなると、仮に上位表示ができたとしても、そもそも検索する人が少なく見る人もいないので利益につながることはありません。

SEO業者的には、少しのリンク集めですぐにランクインさせることが可能なので、楽な仕事です。

ランクインさせても収益が少ない場合だと、お金を払い続けているだけになり、キーワードの変更もできない場合がほとんどであるため、損ばかりが続いてしまいます。

SEO業者から提示されたキーワードが実は、ボリュームの少ない楽なキーワードだったとしても、SEOに対しての知識がないとそのことに気づけません。

少しでもいいので、SEOに対しての知識を持っておくのは無駄ではないかと思います。

Googleペナルティという最大のリスク

先ほども前述した通り、成果報酬型の行うSEOは外部施策が多いと言われています。

その方が短期間で順位を上げやすいからです。

ひと昔前のGoogleアルゴリズムでは、全く関係のないサイトの不自然な被リンクでもリンクさえたくさん貼っておけば上位表示は可能でした。

しかし、今現在のGoogleアルゴリズムは、何度もアップデートされ進化しており

このような中身がなく、ただリンク集めをしているサイトや、明らかにターゲットのキーワードを上位表示させることだけを意識して作られたサイトは、検索順位の圏外に飛ばしたり、ペナルティを与えるようになりました。

一度ペナルティを受けたサイトは、Googleからの評価がとても下がります。
ペナルティの解除には長い期間と多大な費用がかかってしまいます。
また、すぐに解除できたとしても、検索順位を上げるのは非常に難しくなります。

今現在のSEO業界ではこのアップデートにより、従来の悪質なSEO会社は撃滅しました。

関連記事:悪質SEO会社が絶滅?googleアップデートについて

SEOに関するよくあるご相談はこちら

成果報酬型SEOのこれからの形

これから成果報酬型SEOはどのような形態になっていくのでしょうか。

SEO業界の傾向を考えながらご説明して行きます。

成果報酬型SEO会社の現在

成果報酬型SEO会社のほとんどがここ1,2年で廃業しています。

廃業した会社の多くが不自然に被リンクを集めるブラックハットSEOを行い、格安成果報酬をうたっていた会社です。

Googleの度重なるアップデートにより、ブラックハットSEOで上位表示させることはほぼ不可能になっています。

そのため、被リンク集めでのみ事業を展開していた業者は、他のSEOに対する知識がなく、仕事の依頼も減っていってしまったのでしょう。

SEOをサービスとして提供することの本当の意味を理解できずに、リンクを集めるだけで簡単にお金が入ると勘違いし、目の前の利益を求めていた結果、クライアントへの配慮やサービスが不十分になります。

結果として、成果報酬型SEO会社のほとんどが存在しなくなったのです。

Googleがユーザーに役立つコンテンツをより評価するようになったので、正しいSEOの方法と業者を選択する必要があります。

Googleのアルゴリズムの進化に伴い「ユーザーにとって役に立つオリジナリティー溢れるコンテンツの作成」や「Googleの検索エンジンを考慮したサイト内部の最適化」などを行なっていくことが、これからのSEOには欠かせません。

そもそも、SEOによってサイトの順位を上げることを短期間で行おうと考えるのはオススメではないです。

本来であれば中・長期間かかる前提で予算を組んで運営して行かなければなりません。

SEOを業者に丸投げするのではなく、クライアント側もある程度の知識を持っておき、業者と一緒になってコンテンツをユーザーの役に立つものに仕上げていけば、自然と被リンクが集まり、サイトの検索順位も上がると考えられます。

業者側とクライアント側が、ともに成長していくことが大事なので、SEO会社選びにも注意が必要になります。

自社に足りない部分をきちんと補ってくれる技術力や実績を踏まえた上で、SEO会社を選んでいきましょう。

成果報酬型SEOのこれから

成果報酬型SEOの事業は、これからさらにどんどん衰退していく可能性が高いです。

それはブラックハットのリンク中心SEO対策は将来上位表示されなくなるからです。

そこで、成果報酬型SEOを行なっていた企業の形式はSEOサービスの本質を提供するように大きく2つに別れて顧客に提供されるようになっていくでしょう。

「構築型」と呼ばれているのは、本サイトへリンクを集めるために複数のサイトを作成し、そこから決まった数のリンクを集める形式です。

作成する1サイトあたり数十万円などの固定報酬制になるでしょう。

サイト構築にかかる費用などが明確な分、ある程度のコストがかかることを予算に組み込んでおかなければなりません。

ただ、ここでも注意が必要なのは、下手な企業を選んで依頼をしてしまうとGoogleの検索エンジンにブラックハットSEOとして引っかかる確率もあるということです。

リンクを集中させることを前提にサイトを作成するので、技術力がない業者を選んでしまうとペナルティを受ける可能性もあるでしょう。

2つ目の流れとして、コンサルティング系サービスを提供する形式になります。

コンサルティング系サービスで、成果報酬型の料金形態をとると費用対効果が合わない場合が多いので、固定報酬型の料金形態になると考えられます。

コンサルティング系では、リンクを外部から集めることをしないので、それ以外でSEO対策をしようとすればやることが多すぎるため、成果が出るまでの費用と期間が非常にかかるからです。

コンサルティング系サービスは文字通り、クライアント側にコンサルを行いサイトを成長させていくので、長期間の契約となります。

内部施策から外部施策、コンテンツマーケティングと必要な知識と技術力は膨大なものになるでしょう。

ただ注意点として、今までリンク中心で事業を行なっていた会社だと、コンサルティング系サービスへの移行は非常に難しいです。

リンク対策以外のSEO知識が豊富であればいいですが、ほとんどの企業がホワイトハットSEO知識がなく、コンサル事業はうまくいかないようです。

そのため、発注する側からしてもある程度の知識を持っておかなければSEO企業を選ぶのにも一苦労となります。きちんとSEOについて調べてから、業者を選ぶようにしていきましょう。

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