SEO

ロングテールキーワードの効果的な選定方法と活用メリット

The following two tabs change content below.
永井 雄一

永井 雄一

前職は株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして国内大手企業様のwebマーケティング戦略の支援に携わっておりました。2016年に現在の株式会社S-fleageを起業し、国内大手企業様を中心にマーケティングのデジタルシフトの支援を行っています。京都大学大学院では経営学(MBA)を専攻し、その中でもマーケティングが専門です。現在日本マーケティング学会会員。ロジカル思考とクリエイティブ思考のバランスを持ちながらマーケティングの力によって世の中に企業様の商品価値を伝える支援をしております。

キーワード選定を行っていくうえで、

ロングテールキーワードについて具体的に知りたい」
「そもそも、ロングテールキーワードの選定方法が分からない」

このように感じる方も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事ではロングテールキーワードの基本情報から選定方法まで、詳しく紹介していきます。

ロングテールキーワード(ニッチキーワード)とは

ロングテールキーワード(ニッチキーワード)とは、複数のワード(単語)の組み合わせから成る検索キーワードのことです。

一方で、1単語の検索ボリュームの大きいキーワードを、ビッグキーワードと指します。

このビッグキーワードを軸にし、3〜4の単語数で構成されるキーワードが、ロングテールキーワード(ニッチキーワード)です。

ロングテールキーワードは、ビッグキーワードに比べて検索ボリュームが小さいという特徴があります。

ただ、ロングテールキーワードの中でも競合の少ないキーワードを見つけることで、効果的にアクセスを集めることが可能です。

また、ロングテールキーワードは、ビッグキーワードよりも、検索意図が具体的で明確です。

ロングテールキーワード(ニッチキーワード)の具体例

◯ビッグキーワードの例

  • ニキビ
  • ダイエット
  • SEO
  • Google

◯ロングテールキーワード(ニッチキーワード)の例

  • ニキビ 薬 メンズ
  • ダイエット 筋トレ メニュー 自宅 女性
  • SEO キーワード 選び方
  • Google ペナルティ 期限

ロングテールキーワード以外のキーワード

ロングテールキーワード以外にも、検索ボリュームによってキーワードを大きく3種類に分けられます。

・ビッグキーワード
月間の検索ボリューム(検索回数)は1万以上。
検索されることが多い分、競合性の高いキーワードです。検索意図が幅広く、混在しているため、ターゲットがざっくりしてしまう場合もあります。

・ミドルキーワード
月間の検索ボリューム(検索回数)は1000~1万ほど。
ビッグキーワードとロングテールキーワードの中間にあたるキーワードです。ロングテールキーワードほどニッチではなく、ビッグキーワードほど競合性も高くないキーワードです。

・ロングテールキーワード
月間の検索ボリューム(検索回数)は1000回未満と少ない。
検索意図が明確なため、ユーザーのニーズとマッチしやすく、コンバージョンにつながりやすいです。

ロングテールキーワードの活用メリット

ロングテールキーワードを活用し、集客を行うことには、大まかに分けて2つのメリットがあります。

検索ボリュームが少ない分、競合が少ない

ロングテールキーワードをサイトの集客に活用するメリットの1つは、検索ボリュームが少ない分、競合が少ないということです。

同じキーワード内で競合が少なければ、Googleなどの検索で、上位に表示されやすくなります。

一方、競合の多いビッグキーワードでは、上位表示を狙うのは難しいです。

たとえば、「ニキビ」というビッグキーワードは、月間平均検索ボリュームが74,000件ありますが、競合性は中程度にあります。

一方で、「ニキビ 薬 透明」というロングテールキーワードでは、月間平均検索ボリュームは10ですが、競合がほとんどいないので上位表示を狙うことが可能です。

ロングテールキーワードは、検索数自体は少ないですが、確実にアクセスを集めることができます。

競合の少ないロングテールキーワードのコンテンツを積み上げることで、サイト全体としてアクセス数の増加が見込めるのです。

ただし、ロングテールキーワードには、競合の多いキーワードもあるので、注意し選定しましょう。

CVR(コンバージョン率)が高い

ロングテールキーワードを活用するメリットの2つ目は、CVRが高いということです。

ロングテールキーワードは、複数のキーワードから成るため、ビッグキーワードに比べて検索意図がより具体的です。

検索意図が具体的であれば、検索意図に合わせたコンテンツを提供しやすくなります。

たとえば、ビッグキーワードである「ニキビ」では、検索した人が、「男なのか女なのか」「ニキビの治療法を知りたいのか、ニキビに効く薬が欲しいのか」「安いものがよいのか、高くても即効性のあるものがよいのか」などの詳細が分かりません。

一方で、「ニキビ 薬 メンズ」というロングテールキーワードでは、「ニキビに効くメンズ用の薬が知りたい」ということが分かります。

ロングテールキーワードの検索意図を汲み取り、コンテンツを提供するのは比較的簡単です。

ロングテールキーワードを活用し、検索意図に合わせた商品やサービスを紹介すれば、成約につながりやすいので、成約率が高くなります。

CVRを高めたい方はこちらの記事をご覧ください。

ロングテールキーワードの活用デメリットは即効性がないこと

ロングテールキーワードを、サイトの集客に活用することのデメリットとしては、即効性がないということが挙げられます。

ロングテールキーワードも、ビッグキーワードもそうですが、検索エンジンに依存するので、上位表示されるまでに時間がかかります。

また、ロングテールキーワード1つでは、爆発的な集客は見込めないため、コツコツとコンテンツを積み上げていくことが必要です。

ロングテールキーワードを活用するということは、小さいアクセスを確実に積み上げていくということです。辛抱強くサイトを運営していきましょう。

ロングテールキーワードの選び方

ロングテールキーワードでSEOをする場合、キーワードはどのように選んでいくのか解説します。

①キーワードを探す

まず自社のサイト、商品やサービスを表すビッグキーワード(メインキーワード)を探します。
次にこのビッグキーワードを含む掛け合わせキーワードや、関連する単語を探していきます。
ビッグキーワード→ミドルキーワード→ロングテールキーワードの順にキーワードを落とし込んでいくことで、検索意図を理解しやすく、また検索需要がないキーワードを選んでしまうことも少なくなります。

②サイト構造を意識する

メインキーワードは上の階層、ミドルキーワードは中間の階層、ロングテールキーワードは最下層、のようにキーワードごとにサイト構造を意識して分類していきます。
サイト構造が適切に整理されていると、サイトが管理しやすくなります。また、ユーザーと検索エンジンにとっても、必要な情報が見つけやすくなります。

③キーワードをもとにコンテンツを作成

キーワードごとに、ユーザーが求めている情報を盛り込んだコンテンツを作成します。
基本的には「1コンテンツに1キーワード」で作成しますが、ロングテールキーワードの場合は、似たような意味合い・検索意図をもつキーワードもあります。そのような場合は、1コンテンツ内で関連する数個のロングテールキーワードを狙ってコンテンツを作成すると、より多くの流入が期待できます。

検索ツール別で見るロングテールキーワードの探し方

本項目では、ロングテールキーワードを探す際に、参考になるツールをご紹介していきます。

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーでは、検索ボリュームが大きく、競合性の低いロングテールキーワードを見つけることができます。

Googleキーワードプランナーにアクセスし、[キーワードプランナー]→[キーワードを検索]へ進みます。

次に、検索窓に、あなたが狙っている単一のキーワード(「ニキビ」や「コーヒー」など)を入力し、検索しましょう。

単一のキーワードに関連する、ロングテールキーワードの検索ボリュームと競合性を確認できます。

例)「コーヒー」
・「コーヒー 通販」 1000〜1万(月間平均検索ボリューム)高(競合性)
・「コーヒー おいしい」 1000〜1万(月間平均検索ボリューム)中(競合性)
・「コーヒー 利点」 10〜100(月間平均検索ボリューム)低(競合性)

表示された結果を元に、競合が少なく、検索ボリュームの多いロングテールキーワードを選定します。

キーワードに対して、適切なコンテンツを提供できれば、効率的にアクセスを集めることが可能です。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールでは、すでにあなたのサイト内にある、ロングテールキーワード狙いのページを改善します。

Googleサーチコンソールを開き、[検索パフォーマンス]→[平均掲載順位]と進みます。ロングテールキーワードに対し、あなたのサイトの掲載順位が一覧で表示されるので、確認してください。

掲載順位が11位以下(つまり、検索結果2ページ目以降に表示されるもの)のロングテールキーワードをチェックします。

それらのロングテールキーワードに対する、あなたのサイトのページを改善する、という流れです。

具体的には、情報量を増やすなどし、検索意図に最適化したコンテンツになるよう、ページの価値を高めます。

新しいキーワードを選ぶのも大事ですが、既存のページを改善するのも有効なSEO対策です。

Googleトレンド

Googleトレンドでは、Googleキーワードプランナーの検索結果に反映される前に、検索ボリュームの大きいキーワードを調べることができます。

Googleトレンドのページ上部の検索窓に単一のキーワードを入れ、メニューの[すべての国」から[日本]を選択してください。すると「関連トピック」や「関連キーワード」が表示されます。

例)「サッカー」

関連トピック:

  1. コパ・アメリカ – サッカーの競技会 急激増加
  2. AFCアジアカップ – サッカーの競技会 4,450% 増加
  3. AFCアジアカップ2019 – トピック 3,600% 増加

関連キーワード:

  1. 高校 サッカー 選手権 2019 急激増加
  2. サッカー コパ アメリカ 急激増加
  3. コパ アメリカ 急激増加

検索数が上昇傾向にあるキーワードを選ぶことで、今後のアクセス数増加を期待できます。また、競合が少ないと予測される、新興のキーワードも狙い目です。

Google検索

Google検索は、キーワード選定において、もっとも基本的な情報源です。

Googleで検索をすると、検索結果の1番下に、「関連キーワード」が表示されます。

たとえば、「ニキビ」で検索した場合、以下のような「関連キーワード」が表示されます。

  • ニキビ 潰す
  • ニキビ あご
  • ニキビ 芯
  • ニキビ 薬
  • 白ニキビ
  • しこりニキビ
  • 赤ニキビ
  • ニキビ跡

これらの関連キーワードを、さらに検索し掘り下げることで、より具体的なキーワードを見つけることができます(例:「ニキビ 潰す」→「ニキビ 潰す 楽しい」、「ニキビ 潰したあと 薬」など)。

まとめ

ロングテールキーワードは、ユーザーの検索意図を把握しやすく、適切に活用すれば、あなたのサイトにおける成約率を高めることが可能です。

一方で、もともとの検索ボリュームが少ないため、ビッグキーワードでの対策も兼ねて、ロングテールキーワードを活用する必要があります。

主要な検索エンジンであるGoogleは、コンテンツの中身を重要視しています。

SEOをする上で、検索意図を明確に把握するロングテールキーワードの選定は不可欠な要素なのです。

こちらのページを参考に、ロングテールキーワードを、あなたのサイトの集客に活用してみてください。

ABOUT ME
永井 雄一
永井 雄一
前職は株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして国内大手企業様のwebマーケティング戦略の支援に携わっておりました。2016年に現在の株式会社S-fleageを起業し、国内大手企業様を中心にマーケティングのデジタルシフトの支援を行っています。京都大学大学院では経営学(MBA)を専攻し、その中でもマーケティングが専門です。現在日本マーケティング学会会員。ロジカル思考とクリエイティブ思考のバランスを持ちながらマーケティングの力によって世の中に企業様の商品価値を伝える支援をしております。
WEBサイト診断申し込みフォーム
The following two tabs change content below.
永井 雄一

永井 雄一

前職は株式会社サイバーエージェントのアカウントプランナーとして国内大手企業様のwebマーケティング戦略の支援に携わっておりました。2016年に現在の株式会社S-fleageを起業し、国内大手企業様を中心にマーケティングのデジタルシフトの支援を行っています。京都大学大学院では経営学(MBA)を専攻し、その中でもマーケティングが専門です。現在日本マーケティング学会会員。ロジカル思考とクリエイティブ思考のバランスを持ちながらマーケティングの力によって世の中に企業様の商品価値を伝える支援をしております。