SEOの外注を検討していると、SEOを外注した際の費用相場などわからないという場合が多いです。
今回は、SEOの外注を検討している方へ向けて、外注の費用相場や料金形態などをご紹介します。
SEOの外注をご検討している方の参考になれば幸いです。
SEOとは
SEOは『Search Engine Optimization』の頭文字を取った略語で「検索エンジン最適化」という意味を持ちます。
Googleなどで検索をかけた際に、サイトが上位に表示されるようにする施策のことを広い範囲でSEOと呼びます。
SEOは、サイトのPV数やCV数をあげる際に重宝されます。そのため、ほとんどのサイトで実施されている場合が多いです。
SEOを行うにはまず、自社サイトを立ち上げる必要があります。
自社サイトからユーザーに向けて多くのコンテンツを発信し、コンテンツからサイトへユーザーを流入させる、そしてコンテンツを経由して自社サービスを認知してもらう、toCはもちろん、BtoBマーケティングでも効果的な手段で、これはコンテンツマーケティングにけるオウンドメディアの役割です。
このオウンドメディアの役割を最大化させるためにSEOが必要です。
SEOが向いている業界・向いていない業界
SEOはどの業界にも最適な施策ではなく、すぐに結果が表れやすいものや、ほとんど順位が変わらないものもあります。
SEOによる集客が向いている業界、向いていない業界について解説します。自社にSEOは最適なのか?参考にしてみてください。
SEOが向いている業界
・人に相談しにくい事柄に関する業界
「転職」「うつ病」「借金」などといった商材は、人に相談しにくく、ネットでの情報収集を行う場合が多いため、SEOが向いている業界と言えます。
・長期検討商材
「ブランド品」「車」「リフォーム」などといった、比較的高額かつ長期間使用する商材は、失敗を避けるため、お役立ちコンテンツや口コミを念入りに調べる傾向にあります。
SEOが向いていない業界
・大手ポータルサイトがすでにある業界
「旅行」「美容院」「不動産」「外食」などといった、大手のポータルサイトがすでに定着している業界の場合、ユーザーは大手のポータルサイトにアクセスするため、ポータルサイトをしのいでの上位表示は難しいと言えます。
・購入期間が短い・全く新しい商品やサービス
「日用品」など、検索して購入する人は少ないと言えます。また「市場にまだ出てない新商品」も検索されることはないため、SEOには向いていないと言えるでしょう。
SEOは自分でできる?
SEOは、自分で行うことはもちろん可能です。実際に、個人事業主やブロガーの方は自分で行っていることが多いです。
しかし、「PV数やCV数を数十万〜数百万に伸ばしたい」と考えている方は、プロに委託することがおすすめです。
個人でやるSEOには限界があることが多く、「思っているような成果やコンテンツの質ではなかった」ということが起こる可能性があります。
弊社では、SEOディレクターが無料であなたのサイトを診断する「無料SEOサイト診断」
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少しでもSEOについてお悩みがある方は、まずは無料SEO診断をご確認ください。
外注する際のSEOの費用形態は大きく分けて2つ
SEOの費用形態は、細かく分類すればキリがないほどたくさんの種類がありますが、大きく分類すると「成果報酬型」と「月額固定型」の2種類になります。
SEOは、費用形態によって対策内容や効果も変わります。
安易に決定するのではなく、販売したい商品の性質によってどちらの対策が向いているかを見極める必要があります。
成果報酬型
広告主の商品購入サイトのURLを、さまざまな種類のWeb上の広告媒体に掲載します。
広告媒体を経由し、広告主のWebサイトで商品を購入した場合、商品価格の一定の割合の報酬がもらえる方式を、「成果報酬型広告」といいます。
成果報酬型は、費用対効果が最もわかりやすいのが特徴です。
売り上げに対して数パーセントを広告費として払うため、広告費のムダもありません。
また、広告を掲載する側のサイト運営者にとっても、比較的簡単で手軽に始められるため、幅広い層に宣伝してもらうことができます。
成果報酬型広告は、商品を販売している会社が直接の依頼者である場合と、そういった広告の依頼をまとめて行っているASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)が依頼者である場合があります。
関連記事:成果報酬型SEOの依頼なら初期費用が完全無料のリードエックスへ!
月額固定型
毎月一定の金額を支払う方式を、月額固定型といいます。
月額制のため、SEOの効果が出る前の段階でも一定の金額を払わなければなりません。
しかし、上位表示された後も同じ金額を支払えばいいため、後々余計な出費がかさまないのがポイントです。
また、月額制の場合、SEOの対策内容を明確に伝えているところが多いのもオススメです。スタートからどのような対策を行い、どのくらいの期間で上位表示されるようになるのかというSEOの土台を実際に体感できます。
一連の流れが理解できると、自社全体のSEO計画も立てやすくなります。
成果報酬型SEOの費用相場
SEOの費用は料金形態によって異なります。
本項目では、成果報酬型SEOの費用相場を紹介していきます。
成果報酬型(ビッグキーワード指定)
1つ目の料金形態は、成果報酬型(ビッグキーワード指定)です。
ビッグキーワードを狙った成果報酬型の場合は、選定したキーワードの上位表示させられる難易度が高いほど、成功報酬が高額になります。
費用相場としては、成功報酬が発生した際には月10万円以上のところが多いです。
費用に差が出てくる原因は、1カ月で10万回検索されるサイトと1万回しか検索されないキーワードでは、同じ施策をした際の上位表示できる確率が変わるからです。
ビッグキーワードほど競合が多いので上位にあげるのは難しいですが、成功した際に得られる利益は多くなる可能性があります。
成果報酬型(複数ワード指定)
2つ目の料金形態は、成果報酬型(複数キーワード指定)です。
複数のキーワードをまとめて指定して、上位表示できた場合にのみ料金を払うのが複数ワード指定の成果報酬型です。
3〜10ワードぐらいをまとめて指定するので、費用相場は成功した際に月5〜8万円ほどになることです。
複数ワード指定の場合は、検索数の少ないワードを選ぶことで上位表示される可能性も高まります。また、上位表示させるまでの期間も短くなる場合が多いです。
SEOの成果報酬型の相場としては以下のとおりです。
- 初期費用・・・0~20万円
- 月額料金・・・ビックキーワード(月10万円〜)、複数キーワード(月5万円〜)
固定報酬型SEOの費用相場
本項目では、固定報酬型SEOの費用相場を紹介していきます。
一般的な固定報酬型SEO
次の料金形態は、固定報酬型SEOです。
固定報酬型の料金形態は、毎月一定額の料金を支払うことです。
注意点として、サイトが上位表示されない間も、報酬を支払わなければなりません。
しかし、その分充実したサポート内容やSEOに関する知識を学ぶことができる可能性も高くなります。
サービス内容にもよりますが、毎月10万円〜50万円などが費用相場です。
SEOの固定報酬型の相場としては以下のとおりです。
- 初期費用・・・10~20万円
- 月額料金・・・5〜50万円
コンサルティングSEO
コンサルティングSEOでは、「内部施策」や「コンテンツSEO」などをコンサルすることを指します。
長期契約をして、毎月一定額支払いながらコンサルをしてもらうので、一過性ではなく継続的にSEO対策を行うことができます。
継続的にSEO対策を行うことで、SEO順位が上がるだけではなく、SEO知識もつき、社内でナレッジとして貯めることができます。
費用相場としては、ゼロからサポートしてくれる場合は30万円からの会社が多く、ある程度のサポート内容しかない場合は毎月10~20万円程度になるでしょう。
一般的なサービス内容として、下記のような点などが挙げられます。
- KPI設定
- ターゲット設定
- キーワードの設定
- 施策の優先度の設定
関連記事:コンサルタントは高くない!Webコンサルタントの業務範囲と費用を徹底解説!
記事提供型SEO
記事提供型SEOとは、質の高い記事を提供してくれる形態です。SEOを意識した良質なコンテンツを50記事納品するなどのサービスが多いです。
コンテンツ提供SEOは、Googleがコンテンツの質をより重視するようになったので、増えてきたサービスです。
ユーザーの検索ニーズにあった最適なコンテンツを提供すれば、Googleからの評価が上がり検索順位が上がりやすくなります。
ユーザーの検索ニーズでは、すぐに商品を購入したいと思っているユーザーだけでなく、自らが抱えている問題や悩みの解決方法を検索しているユーザーもいます。問題や悩みを抱えているユーザーに対して、その問題や悩みを解決できるコンテンツを提供することで、将来の成果に結びつけることが可能です。
料金は、50記事で100万円などの1記事2万円、10記事で5万円などさまざまです。
関連記事:良質なSEOコンテンツを制作するにはどうすればいいの?徹底解説!
費用相場・平均費用まとめ表
以上の費用相場をまとめた表を作成しました。
各サービスで費用やメリットなどが異なります。サイトが抱える問題や、費用感に沿って、外注するサービスやSEO会社を選定することをおすすめします。
サービス内容 | 月額平均費用 | 効果・メリット |
成果報酬型(ビッグワード) | 10万円以上 | 競合が多く、上位表示が難しいため、上位になった際の利益は大きい |
成果報酬型(複数ワード) | 5〜8万円 | 検索数の少ないワードに絞ることで、上位表示させる期間が短くなることが多い |
固定報酬型 | 10万円〜50万円 | わかりやすく充実したSEO内容 |
コンサルティングSEO | 30万円〜 | アップデートなどに左右されない質の高いサイト制作が可能 |
記事提供SEO | 記事単価型(50記事100万円など) | Googleの評価が高いコンテンツを提供してもらえるので上位表示されやすい |
SEOの費用対効果
SEOは潜在顧客を育てることに成功すれば、かなり莫大な費用対効果を生むと言われています。
それぞれのSEOサービス内容によって異なりますが、例えばSEOコンサルティングの場合、約2年で約2倍~10倍の直接的な売り上げが見込めると言われています。
SEOは費用対効果が非常に高いですが、半年以上~数年という長期的な視点での効果を考えていかなければなりません。
しかし、時間をかければかけるほど、費用対効果が高くなっていくのもSEO最大の特徴です。
コンテンツSEOで売り上げを伸ばす方法については【ポイント8選】なかなか上がらないCVRの改善方法をご紹介!で詳しく解説しています。
SEOとリスティング広告どちらがいいのか
「SEOよりもリスティング広告の方が効果的」と思っている方もいるようですが、実際はそう単純なことではありません。
リスティング広告は、効果を実感できるスピードがかなり早いので「SEOより効果的」と考える方がいるのも理解できます。
しかし、長期的に考えた場合、本当にリスティング広告の方がSEOよりも効果が高いのでしょうか?
長期的な運用なら断然、SEOの方が効果的です。
SEOの場合、一度UPさえしてしまえばあとはずっと残り続ける集客資産になるからです。
SEOとリスティングはどちらにもメリット・デメリットがあり、その商品に合った広告を使うことが重要です。
ではSEOとリスティングお互いのメリットデメリットをご紹介します。
リスティング広告のメリット
リスティング広告は、直接商品につながるキーワードに対して広告を掲載することができるので、効果がスピーディかつ無駄な費用がかからないのが最大のメリットです。
しかも、目的のキーワードでのサイト表示が確保されているため、購入につながるためのランディングページ作りのみに力を注ぐことができます。
SEOサイトは、どちらかというと購買とは正反対のサイト作りがメインです。
キーワード検索で訪れたユーザーに対し、有益な情報が詰まった良質なコンテンツを作成し、そこから該当商品へそれとなく誘導する・・・。
この流れは、実は即購入したいユーザーにとっては非常に回りくどいサイト構成なのです。
リスティング広告なら、SEOを意識したサイトを作成する必要がないのも魅力的です。
SEOのメリット
SEOは、リスティング広告の「即購入させたい」という性質とは全く逆です。
何か情報を探しているユーザーや、悩み事への対策が掲載されているサイトを作成して上位表示を狙います。
自分のサイトにファンを作り、その読者が「このサイトの内容を読んで、その商品を購入したくなった」と思わせるようなアプローチが必要です。
SEOで上位表示ができると、長期的かつ幅広い潜在客が見込めます。
また、リスティング広告と違い広告費用はかかりません。
何より一度、コンテンツを発信してしまえばずっとネットに残り続け、蓄積されます。
集客を行える資産価値として運用することができるのもSEOの強みであります。
リスティング広告に比べて顧客の量が何倍にも跳ね上がり、しかも長期的に販売が見込めるのが最大のメリットです。
場合によって使い分けるといい
リスティングとSEOは、どちらがオススメ、ということではなく状況によってうまく使い分けていくことが重要です。
即購入につなげたい、すぐに成果を出したい場合はリスティング広告を選ぶ方がよいでしょう。
その一方で質の高い情報サイトを作成することで、ユーザーを育成しサービスや商品を購入してもらい、最終的には自社サービス・商品のファンになってもらうような長期的な戦略を行いたい場合はSEOが向いています。
購買戦略をしっかりと立てて、今はどの方法がベストなのか、選びましょう。
リードエックスでは無料でSEO診断でSEOお試しが可能
リスティングでもSEOでも外注にはかなりの費用がかかります。
リスティング広告は成果を出すまでの期間が短く、効果が感じられなければすぐに利用を停止することが可能ですが、SEOの場合成果を出すまで時間がかかりますから外注の場合利用期間も長くなってしまいます。
そこでリードエックスではSEOの良さや、始めるにあたってまずは何をすべきか、サイトの現状改善点を分析し、対策方法をご提案する無料サービスSEO健康診断を行っています。
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とりあえずSEOに興味はある・・・今のサイト状況を診断しておきたい・・そんな企業様は「無料SEO健康診断」ページで詳しくSEO健康診断について解説しています。
SEO会社の費用が異なる理由
SEOを提供している制作会社・業者が、内部施策・外部施策を実施する場合にかけているコストは以下になります。
- 人件費(コンサルティング営業・内製スタッフへの給料):30万円~
- SEOツール費用(順位チェックツール・SEO、コンテンツ改善ルール調査利用費用:5000円~10万円
- サーバー費用(制作しているウェブサイトのサーバー維持・保守費用):1万円~
- ドメイン費用(制作しているウェブサイトのドメイン管理費用):1サイト500円~3000円
- ライティング費用(量産型記事・コンテンツマーケティング記事の執筆費用):1記事5000~5万円
SEOを行う制作会社・業者が、どの分野にどれくらい注力するかによって、費用相場は上下します。
SEOの外注費用を安くするには?
SEOは「絶対」ということがないので、可能なら費用を安く済ませたいです。
SEO費用を安くするには、2つのポイントを抑えておきましょう。
たくさんの会社を比較する
SEO会社は数多く存在するので、自社のサイトの目的にあった料金形態を取っている会社を比較して選ぶようにしましょう。
料金形態も違えばサービス内容も違います。まずは、自社のサイトでどのようなSEOを行なっていくのかを明確にしましょう。
SEOの方法が明確になれば、どのような料金形態の会社がいいのか判断でき、SEOの費用の比較検討もしやすくなるでしょう。
安さだけを重視してはいけない
安さだけを求めて会社を選ぶと失敗する可能性が高いです。
もちろん、SEOに使える予算と費用の相談は必要ですが、SEO会社の中には悪質な会社も存在します。
安易な考えで、値段が安いところを選ぶと痛い目にあうこともあるので、注意をしておきましょう。
SEOをプロに外注する3つのメリット
SEOをプロに外注することには、多くのメリットがあります。
本記事では、代表される3つのメリットをご紹介していきます。
1. SEOの専門知識がある
SEO会社は、SEOをビジネスとして成立させています。そのため、表面的な内容だけでなく、細かい知識まで持っているメリットがあります。
また、「内部施策」や「外部施策」だけでなく、独自のツールを用いたキーワードの調査や効果測定などができるのがSEO会社です。
数多くの依頼をこなしてきた会社であるほど、以下のような項目を重要視していることが多いです。
また、クライアントに合わせた最適なSEOを提示してくれることも、外注するメリットになります。
- CV数、PV数の上げ方
- CVRやCTRの上げ方
- ユーザーファーストの記事作成の仕方
CVRの効果的な上げ方に関しては【ポイント8選】なかなか上がらないCVRの改善方法をご紹介!にて詳細な解説をしています。
2. Googleのアップデートに対して常にアンテナを張っている
SEO会社は、Googleの検索アルゴリズムのアップデートに対して、常にアンテナを張っています。
そのため、急なアップデートがあっても、迅速に対応してくれます。
自社でSEOを行っていると、Googleのアップデートの情報に対応しきれず、検索順位を落とす場合が多いです。
SEOを行う情報に敏感なプロの方は、アップデートに左右されないようなサイト作りを行ってくれます。
アップデートに関しては【2021年】SEOアップデートと具体的な対策法をご紹介!で解説しています。
3. サイトの変化を分析し打開策を提案してくれる
3つ目のメリットは、サイトの順位が変動したり、Googleからのペナルティを受けた際に、サイトを分析し打開策を提案してくれることです。
もし、SEOに関する知識が浅ければ、順位が下がった原因やペナルティを受けた原因を発見できない可能性があります。
またSEO対策には成功したけど、コンバージョン率が上がらないなどの課題にも対応してくれます。
例えば、申し込みフォームの最適化や、ホワイトペーパーの効果的な作成方法や、セミナーの実施など自社では編み出せなかった方法を提案してくれるでしょう。
ホワイトペーパー作成方法作成方法やセミナー集客方法については下記の記事で解説しています。
数多くの案件を受けてきたSEO会社なら、サイトの変化を細かく分析して、打開案を提出してくれるので、安心してサイト運営を行うことができるでしょう。
SEO対策に費用をかけるタイミング
自社でSEOをしている担当者も多いと思いますが、場合によってはSEOを外注したほうがいいこともあります。
いったいどういう場合に外注の必要性があるのでしょうか。
SEOの知識が全くない場合
知識がない場合は、サイトをうまく最適化できていない可能性が高いです。
Googleに評価されやすいサイトでなければ、自然検索流入は増えず、ユーザーの獲得、CV、売り上げにはつながりません。
自社にSEOの知識がない場合は、SEOコンサルティングを中心としたコンテンツSEOや内部対策、外部対策をまとめて対策してくれる会社に一度相談してみましょう。
SEOの知識はあるが、リソース不足で施策が進まない場合
「リソース不足のため、良質なコンテンツが1カ月に1記事程度しかアップできない」「時間がなくて、施策が中途半端におわっている」など・・・
部分的なSEOになっていれば、サイト自体の品質が上がらないので、Googleから評価されづらくなります。
例えば、「SNSを活用して被リンク獲得の促進ができる」といった場合は、コンテンツSEOや内部対策を外注してみるというように、手が回らない部分を外注するのも一案です。
SEOの知識は少しあり、対策しててみたものの思ったより成果が出ない場合
「知識もあり、自社でSEOをしているが、なかなか結果が出ない・・・」
このような場合は、より良質なコンテンツSEOやSEOライティングの方法などをレクチャーしてくれるような、SEOコンサルティングのサービスを利用してみてください。
外部からの新しい意見や、プロのやり方を取り入れることで、成果をあげられる可能性が高まります。
SEO会社を選ぶ際のポイント
数あるSEO会社の中から自社にあった会社を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。
担当者がSEO知識を持っているか
SEOは担当者の腕が非常に重要です。
SEO会社全体の実績はすごくても、技術や知識の薄い担当者だと、独学で行った方がスムーズに行く可能性もあります。
サイトの隅々まで把握し、課題提示や解決方法、実施する施策をきちんと判断できる担当者を選ぶようにしましょう。
顔の見えるやりとりを行っているか
SEO会社が、顔の見えるやり取りを行っている会社かも確認しておくことも大切です。
SEOを実施して行く上で、サイトのターゲットユーザーは誰なのか、性別や年齢など詳しくヒアリングする必要があります。
実際に直接会ってくれたり、ビデオ通話をしてくれる会社は、細部までヒアリングをしてくれる安心できる企業の可能性が非常に高いです。
検索順位ではなく流入の増加を重視している
キーワードによるサイトの検索順位ではなく、流入(トラフィック)数の増加を意識しているSEO会社は、優良企業だと言えます。
1つのキーワードの関連する用語での流入数の増加を狙い、サイトの露出を増やすことで結果的にPV数をあげることができます。
契約前に実績を提示される際には、「検索結果で1位」などの提示よりも、流入数の増減がわかる実績を出してもらうようにしましょう。
関連記事:SEO会社を費用だけじゃなくサービスで選びたい方へ
解決したいSEO課題をできるだけ明確にする
最後のポイントとして、解決したいSEO課題を明確にすることがあります。
課題を明確にする理由は、コンサルタントがお客様の課題を正確に把握するためです。また、お客様側も課題を整理することで、提案されたプランで抱えている課題を解決できるかどうか、判断する材料になります。
課題の具体例として、売り上げ・アクセス・順位・資料請求数などの数値的指数や、SEOノウハウなどが挙げられます。
課題を整理する方法では、サービスを利用したり、社内でSEOに知見がある人に聞くと良いでしょう。
弊社では、SEO上の課題を無料で分析できるサービスを行っております。SEO上の悩みがある方はご利用ください。
こんなSEO会社には要注意
Googleの検索アルゴリズムの穴をついた悪質なSEOを行うSEO会社には要注意です。
本項目では、注意してほしいSEO会社の特徴についてご説明します。
被リンクによる施策を推してくる会社は要注意
被リンクを使った施策をおすすめしてくる会社には注意が必要です。
一般的に被リンクを集めるには、ユーザーが自然と広めたくなるような良質なコンテンツを作成する必要があります。そのため、意図的に被リンクを集めるのは間違った方向の施策です。
このような被リンクを集めて上位表示させようとする企業は、Googleからペナルティを受けるような手段を用いてSEO対策をする可能性があるので注意してください。
関連記事:【最新】 Googleが定めるガイドラインとは?SEO担当者は必見です!
ビッグキーワードや特定のキーワードで1位を取ることを推してくる
ビックキーワードや特定のキーワードで、1位を目指すことを勧めてくる会社にも、注意が必要です。
ビックキーワードの上位表示は、大企業が参入している場合が多いので、正攻法のSEO対策で、1位を取るのは非常に難しいです。
このように、上位表示させるのが難しいキーワードをおすすめする会社は、外部リンクを集めて、無理やり1位にするような手法を取る可能性があるので、注意するようにしてください。
危機感を持たせるような言い回しをしてくる
危機感をもたせてくるような会社にも、注意が必要になってきます。
SEOやWeb業界は移り変わりが早い業界です。こうした変化を利用して、危機感を持たせるような言い回しをしてくる会社はおすすめしません。
危機感を煽ることで、お客様の判断力を鈍らせ、会社側の都合のいいような契約をしたりする可能性があります。
関連記事:SEO会社の選び方について詳しく知りたい方はこちらへ
契約期間が長すぎる
SEOの効果が現れるまでに、6カ月〜1年程度が必要となる場合も少なくありません。そのため、ある程度のSEOを行う上では、長期契約を行う必要があります。
ただし、あまりにも長い契約期間である場合には、サービスを利用する前にヒアリングを行い、適切なサービスであるかどうか判断する必要があるでしょう。
悪質な業者の例として、契約変更の申し出をした際に、数十万円以上の違約金を請求してくるような悪質業者が存在します。そのため、サービスを利用する際には、契約期間がどれくらいなのか、契約変更することは可能なのか、SEOを外注する前にチェックするようにしましょう。
SEO会社に外注してはいけないケース
SEOの外注を行う場合でも、外注をおすすめできないケースがあります。
自社が本項目でご紹介するケースに当てはまらないか、照らし合わせてみてください。
目的が定まっていないのにSEOをしようとしている
目的が定まっていない状態でSEOを外注するのはおすすめしません。
Webサイトを運営していくのに「とりあえずSEO」という考えを持っている担当者も少なくないのです。
サイトの方向性によっては、SEOを行う必要がない場合も考えられます。なぜSEOを行う必要があるのか、目的を明確にしていきましょう。
目的を明確にすることで、何が自社サイトに足りないのかを発見できます。
サイトができていない
自社のWebサイトが根本的に機能していない状態で、SEOを外注するのはやめておきましょう。サイト構築からでは、余計に費用がかかります。
下記のような部分を確立してから、外注することでよいサイトを運営できます。
- ヘッダーやフッターのメニュー欄
- エラーページが表示されるか
- 申し込みフォームが作動しているか
SEOのキーワードを把握できていない
SEOを行ってもらうキーワードについて、そのキーワードの月の検索数やCVにつながりやすいかなど把握してからSEO会社へ外注することも大切です。
キーワードに対して、知識がない状態だと、上位表示させても会社の利益にならないキーワードで依頼を出される可能性があります。
キーワードから調査してくれる会社でも、丸投げするのはおすすめしません。キーワード調査の仕方やキーワード選定の仕方を把握して、外注することで、損をしないで済みます。
SEOスパムについての知識がない
Googleからペナルティを受けるような施策について、知識がない状態で外注するのはおすすめしません。
SEO会社が行う施策はさまざまですが、実施する施策を提示された際に、スパムになるようなSEOを行う予定だったという会社も存在します。
そのようなスパムになる可能性の高い施策を実施されれば、ペナルティを受けて大損害を受ける事も考えられます。
外注をする前に、SEOスパムに関する知識をきちんと持っておくことが必要です。
SEOにかかる費用のまとめ
SEOを外注する際にかかる費用として、「成果報酬型」と「固定報酬型」の2つがあります。
会社によっては、両方の料金形態を取っている場合もあるので、事前に確認しておくことが必要です。
SEOの外注では、安さも大事になりますが、それ以上にサービスが充実している会社がおすすめです。
弊社では、無料でSEO分析を行い、サイトの状況に応じた施策やメニュー、費用のご提案をさせていただいております。
SEOにもしお困りでしたらまずは、無料SEO健康診断をご確認ください。