WordPressでコーポレートサイト!押さえるべきポイントとは?

wordpress_コーポレートサイト

コーポレートサイトを作るにあたって、WordPressが候補にあがっても何ができるのかよくわからないという方も多いですよね。現在使用している場合でも、うまく活用できているか不安というケースもあるでしょう。そこで本記事では、WordPressでコーポレートサイトを運営するためのポイントをご紹介します。WordPressの利用を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

wordpressに関する記事は下記の記事にまとめています。

目次

WordPressでコーポレートサイトを作る理由

WordPressについて解説し、利用するメリットをご紹介します。

WordPressについて

WordPressとは、世界的シェアを誇るブログ機能でありCMSとも呼ばれます。

WordPressが選ばれる理由は、大きく3つあります。

  • オープンソースのソフトウェア
  • サービス終了の不安がない
  • WordPress自体が無料

WordPressのメリット

WordPressには、以下のようなメリットがあります。

素人でもブログ感覚で使える

専門知識がなくても使用できます。

管理が容易

簡単に使えるので管理も簡単です。管理権限も分けられ、引継ぎなども簡単です。

デザインが豊富

たくさんのテーマから選べ、カスタマイズも自由自在にできます。

サイトに合わせてテンプレ化できる

テンプレートがたくさんあり、好きなテンプレートを選べます。

プラグインの使用

機能を追加できるプラグインも豊富です。様々なプラグインから選んで使用できます。

SEOに強い

WordPressならSEOの手法に対応できます。

ユーザーが多いためネット上に情報が多い

WordPressは世界的にも圧倒的なシェアを誇っており、トラブル対策など多くの情報が既にネット上にあります。

WordPressでのコーポレートサイトの作り方と準備

WordPressでのコーポレートサイトの作り方を説明し、準備していくことをご紹介します。

wordpressの基本的な使い方については下記の記事で詳しく解説しています。

他社サイト調査

コーポレートサイトを作る時、見本となる企業サイトを見つけてお手本にしましょう。同業種のサイトや人気サイトを参考にすると良いでしょう。

目的設定

目的によってサイトの作り方が異なるため、サイト運営の目的を設定しましょう。目的設定をせずにサイトを作成しても良い効果は得られません。

例えば、以下のような目的を設定すると良いでしょう。

  • 見込顧客の獲得
  • 自社のオリジナリティをアピール
  • ユーザーサポート
  • 自社の認知度向上
  • 商品、サービスの販売
  • 講演会などの参加者募集

目的を達成するための指標設定

目的を達成するためにはステップを作ることが重要です。

例えば「見込顧客の獲得」が目的の場合、以下のようなステップが考えられます。

  1. 記事の読者獲得
  2. メルマガ登録者獲得
  3. メルマガでのホワイトペーパー配信
  4. 顧客の情報獲得

それぞれのステップに目標設定をすることで、効果測定や施策改善ができます。

ターゲット設定

どのような人に見てもらいたいのかによってサイトの作り方は大きく変わります。ターゲット設定をしないと、誰の興味も引けないサイトに仕上がってしまいます。

年齢や性別、職種や役職など、絞り込んだターゲット設定を行いましょう。

掲載情報

目的設定とターゲット設定ができたら掲載情報を決めます。目的によって必要な情報を掲載しましょう。

固定ページと投稿ページの違い

WordPressには、固定ページと投稿ページの2種類があります。

固定ページ

あまり変化がない情報を掲載するのに適したページです。トップページなどにもおすすめです。使用する場合、掲載情報に不足がないよう注意しましょう。

投稿ページ

更新されていく情報を掲載するのに適したページです。ブログなどを掲載すると良いでしょう。使用する場合、更新を続けられるか、体制を含め注意しましょう。

レンタルサーバーの契約とドメインの取得

代表的な企業向けレンタルサーバーには以下のようなものがあります。

  • エックスサーバー:月額1,100円(税込)〜、初期費用3,300円(税込)〜
  • さくらインターネット:月額524円(税込)〜、初期費用1,048円(税込)〜

レンタルサーバーを契約し、ドメイン名も決めて取得しましょう。

WordPressのインストールと初期設定

WordPressは以下の手順でインストールします。

1.レンタルサーバー上のWordPress簡単インストール機能でデータベースを作成

2.作成したドメインを入力し、クイックインストール

3.サイト名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力

4.「WordPressをインストール」ボタンを押下

コーポレートサイト向けのWordPressテーマを選ぶポイント

コーポレートサイト向けのテーマやプラグインを選ぶポイントをご紹介します。

テーマとは?

WordPressをインストールしたら、まずはテーマのインストールをします。テーマとは、サイトの基本デザインを決めるものです。テーマを利用することで、HTMLやCSSの知識がなくてもサイトをカスタマイズできるなど、様々なメリットがあります。

テーマのインストール

デフォルト以外のテーマを使用したい場合、ダッシュボードの外観にある新規追加をクリックすることで、たくさんのテーマから好きなものを選べます。

テーマを選ぶポイント

テーマを選ぶ際のポイントをご紹介します。

商用利用可能か

開発者ページで事前に利用規約等を確認し、商用利用ができるか確認しましょう。中には著作権などのクレジット表記や開発元サイトへのリンクが必要な場合もあるので注意しましょう。

日本語対応されているか

テーマが日本語対応されていない場合、英語が苦手だと少し操作するだけでも苦労が必要です。また、フォントを置き換えると文字の配列が崩れる場合もあるので、日本語対応されているものをおすすめします。

セキュリティ面

テーマの中にはアップデートが止まっていたり、サポートが終了しているものもあります。セキュリティ面が不安なテーマは使用しないようにしましょう。

サポートがあるか

サイト運営をしていれば、何らかのトラブルで対応が必要になることもあります。特に初心者は、カスタマーサポートがある有料テーマを選ぶほうが良いでしょう。

カスタマイズ性の高さ

どんなにかっこいいテーマを使用しても、カスタマイズ性が低いとイメージ通りのサイト構築は難しくなります。カスタマイズ性が高いテーマを使用し、オリジナリティのあるサイトを作りましょう。

プラグインの追加

プラグインとは、WordPressの機能を拡張するソフトウェアです。WordPressそのものには必要最低限な機能しかないため、必要に応じてプラグインを使用し、様々な機能を追加します。

プラグインはダッシュボードのプラグイン画面からダウンロードできますが、動作が重くなるので必要ないものまでダウンロードしすぎないよう注意しましょう。

All in One SEO Pack

ALL in One SEO Packは、SEOに関連する機能を幅広く利用できるプラグインです。ALL in One SEO Packを使うことで、SEOを効率よく行えるメリットがあります。

All in One SEO Packの使い方については下記の記事で詳しく解説しています。

WPML

WPMLは、40ヵ国以上の言語に対応しサイトの翻訳を行うプラグインです。サイトの翻訳を行う手間を省けるため、グローバルな運用を考えている方にはおすすめです。

コーポレートサイト向けのWordPressテーマ

コーポレートサイト向けのWordPressテーマをいくつかご紹介します。

有料のテーマ

有料テーマを選ぶメリットには、質が高いことやサポート体制が整っている点があげられます。しかし、動作が重いことがあったり、中にはHTMLやCSSの知識を必要とするものもあります。

限られた時間でより見栄えのするサイトを作りたい場合には有料テーマがおすすめです。価格は約20,000円程度が相場となっています。

TCD

TCDは、とても人気のある有料テーマです。幅広く業種ごとに用意されており、多くの方におすすめできます。企業サイト向けのFAKEは22,800円(税込)で利用できます。

isotype

isotypeは、日本語にこだわったテーマを展開しています。価格は10,800円〜27,000円でたくさんのテーマがあり、おしゃれなサイトデザインにしたい方にもおすすめです。

Habakiri

Habakiriは、カスタマイズしやすいテーマです。基本的な機能が備わっていながらも商用無料なので、とにかく一度サイトを作ってみたいという方におすすめです。

LIQUID PRESS

LIQUID PRESSは、用途別に様々なテーマから選んで使用できます。テーマによっては言語別のデザインとコンテンツを作成することもできます。値段は1テーマ無料〜9,900円まであり、年額11,760円〜23,760円で全テーマ使い放題のプランもあります。

無料のテーマ

無料テーマの最大のメリットはやはり無料で利用できるところです。しかし、機能やサポートが限定されていたり、カスタマイズにコーディングの知識が必要であることもあります。とりあえずサイトを作ってみたいという方や、時間をかけて勉強しながらサイト運営をしたいという方におすすめです。

BusinessPress

BusinessPressは、シンプルで美しいビジネスサイト向けテーマです。中小企業、団体、フリーランスなど、幅広い業界におすすめです。

BizVektor

BizVektorは、知識がなくてもサイト運営ができるテーマです。公式サイトを見れば、誰でも簡単にサイトを作れます。

Xeory Extension

Xeory Extensionは、ワンコラム型のサイトにコンテンツマーケティング用のブログ機能が搭載されたテーマです。必要な機能が揃っているので、幅広い業界の方におすすめです。

WordPressのコーポレートサイト事例

WordPressを使用したコーポレートサイトの事例をご紹介します。

クックパッド株式会社

主婦の簡単レシピなどでおなじみの、cookpadを運営しているクックパッド株式会社のサイトはWordPressで作成されています。

wordpress_コーポレートサイト例

外部リンク:クックパッド公式サイト

株式会社カカクコム

価格.comをはじめとした、人気サービスを運営している株式会社カカクコムのサイトもWordPressで作成されています。

wordpress_コーポレートサイト事例

外部リンク:カカクコム公式サイト

まとめ

WordPressはコーポレートサイトの運営にとても向いたサービスです。テーマやプラグインを上手に活用し、目的にあったサイト作りをしましょう。

みなさまのサイト運営に少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

株式会社リードエックスのアバター 株式会社リードエックス Webマーケティング部

リードエックスは、SEO対策を始めとしたWebマーケティング集客支援を行うデジタルマーケティング会社です。 ホームページ制作・BtoBマーケティング・Webコンサルティングなど経験豊富なプロが一気通貫でサポートを行います。

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